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大谷翔平2年ぶり先頭弾でキング返り咲き21号!5戦4発量産態勢にロバーツ監督「絶好調」

スポーツ報知 / 2024年6月22日 4時0分

◆米大リーグ ロッキーズ3―5ドジャース(20日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が20日(日本時間21日)、敵地・ロッキーズ戦に「1番・DH」でフル出場し、エンゼルス時代の22年以来2年ぶりの先頭打者本塁打となる21号ソロを放った。直近5戦4発と量産態勢に入り、オズナ(ブレーブス)を上回ってナ・リーグ単独トップに立った。自己最長に並ぶ5試合連続打点を挙げ、6月の月間7発もリーグトップタイ。メジャー通算安打でも青木宣親(現ヤクルト)を抜いて日本人単独3位の775安打とした。

 * * *

 プレーボールがかかってからわずか45秒後に、大谷は主役の座を奪った。2ボール1ストライクからの4球目。先発左腕ブラックの、真ん中付近の89・1マイル(約143・4キロ)のシンカーを捉えると、打球は中堅手が目いっぱいに伸ばしたグラブのわずか上を通過してフェンスを越えた。

 キーに挙げていた初打席で、一気に集中力を高めた。試合後の対応こそなかったが、19日には1番について「一番変わるのは1打席目だと思う。そこさえしっかりリズムよく入れれば十分仕事になる」と語っていた。先頭弾はエンゼルス時代の22年5月22日の本拠アスレチックス戦以来2年ぶり7本目。プレーボール直後の敵地での先頭弾は22年4月15日のレンジャーズ戦以来5本目で、移籍後は初めてだった。ベッツが左手骨折で離脱し、1番に入って4試合目で初めてとなる1打席目の安打が、試合の流れを大きく引き寄せた。

 ナイター翌日のデーゲームのため、試合前は各選手に調整が一任された。大谷も試合開始約2時間15分前頃まではクラブハウスで朝食をとるなどリラックスした表情だった。試合開始直前はいつもより入念にグラウンドで短距離ダッシュや動的ストレッチなどを行い、静かにギアを上げた。

 2試合ぶりの一発で、5戦4発、10戦6発と量産態勢。5月20日にオズナにトップを明け渡してからちょうど1か月ぶりに単独トップに立った。試合前に大谷の1番起用を「他に誰もいない。彼は完璧だ」と絶賛していたロバーツ監督も「翔平は絶好調が続いている」とニンマリだった。

 昨季15発の得意の6月に7発目。マルチ安打は4試合連続で止まったが、77試合を終えての21発&94安打は44発&197安打ペースで、本塁打王&200安打も視野に入る。打率3割1分8厘、53打点もリーグ上位で、3冠王も手が届くところにある。夢は膨らむばかりだ。(安藤 宏太)

 ◆過去の200安打&本塁打王達成者 2リーグ制となった1901年以降で19人(28度)。元祖二刀流のベーブ・ルース(ヤンキース)は1921年と23、24年に3度。最近では最後の3冠王に輝いた12年のM・カブレラ(タイガース)が205安打、44本塁打で達成した。

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