【宝塚記念】田中歩アナの本命はドバイ４着から帰国初戦のＧ１馬 世界の強豪にもまれた経験生かす

田中歩アナはジャスティンパレスで勝負

◆第６５回宝塚記念・Ｇ１（６月２３日、京都競馬場・芝２２００メートル）

　いよいよグランプリ宝塚記念です。１８年ぶりに淀での決戦、楽しみです！

　本命は前走のドバイ・シーマクラシック４着から参戦するジャスティンパレスです。帰国後の状態が気になるところですが、１週前には騎乗時４戦４勝と好相性のルメール騎手を背に栗東・ＣＷコースの直線で鋭く加速し、元気の良さをアピールしました。今週もゴール前のアクションに応え、ラスト１ハロン１１秒３をマーク。阪神よりもエンジンがかけやすい京都外回りで、レースもしやすそうです。世界の強豪にもまれた経験、精神面の成長に期待します。

　対抗にはファン投票１位のドウデュースを。前走のドバイ・ターフは出遅れもあり、度外視して良いでしょう。１週前には武豊騎手を背に、あっさりと併走馬を抜き去る圧巻の走りを披露。馬体面も迫力が増し、どの辺りで鞍上が仕掛けるのかも注目です。

　▲は紅一点のルージュエヴァイユ。中間はしっかり負荷をかけられ、好仕上がり。スローになりそうな顔ぶれからも、末脚を生かせたら良い結果がついてくるでしょう。（フリーアナウンサー）

　【田中歩アナの印】

◎（２）ジャスティンパレス

○（４）ドウデュース

▲（１３）ルージュエヴァイユ

★（１２）ブローザホーン

△（１）シュトルーヴェ

△（１０）ローシャムパーク

△（３）べラジオオペラ

　◆田中　歩（たなか・あゆみ）茨城県出身。客室乗務員を経てフリーアナウンサー転身。現在、グリーンチャンネル「海外競馬中継」など各メディアで活躍中。昨年のＮＨＫマイルＣをシャンパンカラーで制した美浦の田中剛調教師は実父。