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【ヤクルト】リーグ戦白星発進 高津臣吾監督ご満悦「打つ方も投げる方もよくできた」

スポーツ報知 / 2024年6月21日 22時1分

8回表終了後、選手交代を告げる高津臣吾監督(カメラ・相川 和寛)

◆JERA セ・リーグ 巨人2―4ヤクルト(21日・東京ドーム)

 ヤクルトは打線が先制、中押し、ダメ押しと小刻みな加点で快勝した。投げては先発の吉村貢司郎投手が7回1/3を投げ、4安打無失点の好投でチームトップの5勝目を挙げた。

 リーグ戦白星発進となった高津臣吾監督は「先に点が取れて、1―0で勝てるとは思っていなかったですけど、打つ方も投げる方もよくできた」と総括した。

 流れるような速攻劇だった。0―0の初回先頭。西川は積極果敢に初球の直球を強振した。打球は勢いよく伸びて右中間フェンスを直撃する二塁打となった。続く丸山和が初球に一犠打を決めて1死三塁とすると、長岡が2球目のフォークを中前にはじき返す適時打を放った。わずか4球で戸郷から先取点を奪った3番打者は「リーグ戦が再開して大事な一戦で初回先制することが出来てよかったです」と納得の表情を浮かべた。

 高津監督は初回の先制攻撃について「西川が初球からスイングを仕掛けたことが大きかった」とリードオフマンの役割に賛辞を贈った。

 1―0の4回には2死から山田が左翼席へ5号ソロを放ちリードを広げた。8回には1死一、三塁の好機で中村がスクイズ(記録は犠打野選)を決めて貴重な3点目を奪った。指揮官も「哲人のホームランももちろん大きいですけど、ヒット1本、1本がすごく意味のある大きな1本の積み重ねだった」と称賛。中村のスクイズについては「1点ずつと思っていた。なかなか点を取るチャンスがないと思っていて思い切ってサインを出した。しっかり決めてくれた」と評価した。

 さらに3―0の8回には来季から3年契約で残留が決まった助っ人コンビが躍動した。先頭のサンタナが右前打で出塁。山田が四球で無死一、二塁とし、オスナが中前打を放ち4点目をつかんだ。

 交流戦は9勝7敗2分けの4位で終えた。最終戦となった16日のオリックス戦(京セラD)では9回に2点差をひっくり返す逆転勝ちを飾った。高津監督も「交流戦をいい形で終われたのは非常に好材料」と勢いを実感。「前半やられた分はやり返さなきゃいけない」と、巻き返しを誓っていた。巨人、広島、阪神と上位3チームと対戦する前半戦の“正念場”で幸先良いスタートを切ったが「今日だけではないのでこれをチームとして続けていくことが大事」と気を引き締め直していた。

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