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【阪神】西勇輝、2000投球回達成「一流」に到達 思い返した若手時代の恩師の言葉/一問一答

スポーツ報知 / 2024年6月21日 23時7分

通算2000投球回到達を祝福される西勇(カメラ・渡辺 了文)

◆JERAセ・リーグ 阪神1×―0DeNA(21日・甲子園)

 阪神・西勇輝投手がNPB通算2000投球回を達成した。DeNA戦の初回を無失点に抑え、史上94人目の節目に達した。ベンチ前で記念ボードが送られ、チームメートからも拍手でたたえられた。この日は粘りの投球で7回6安打無失点。自身に勝ち星こそ付かなかったが、サヨナラ勝ちを呼び込む好投だった。以下は試合後の一問一答。

―節目の試合にいい勝ち方

「ヒーロー行けると思ったけど、行かれへんかった(笑い)」

―改めて、2000イニングは

「通過点の中でいろんなキャッチャーに受けてもらって成長できたし、いろんなコーチからのアドバイスがあって。(オリックス時代の投手コーチ)星野(伸之)さんに『2000イニングいったら一流』と若い頃からずっと言われてたので。『いつか抜かせ』と若い頃言われて、そんな数字届くかと。まだ10勝くらいのときやったし、先が遠すぎてどんな数字なんやろうと来ましたけど。順調にケガなくこれて、この数字なのかなと思いますけど」

―粘ってサヨナラ

「結果、最後得点取って勝ったというのもあるんで。いい流れで中継ぎにバトンタッチして、漆原がしっかり抑えてくれて、いい流れで来れたから。最終的に勝つという素晴らしい流れでした」

―星野伸之さんにはどんな報告を

「やっといけました、と言います。OBの方々、コーチの方々の成績を抜かしたいと思ってやって来ましたし。若い頃いろんな指導してもらって、指導されたことが結果ふたを開けてみたらその通りやったことが多々あるので、信じてきて良かった。ブレずに来てよかった。感謝しかないです。高校から来て、いろんな考え方を聞かないといけなくて、そういうのが嫌だなと思ったこともありましたけど、それが結果良かったんだろうなと。ケガもなかったし。投げ込み走り込み、考え方もそうですし、いろんなことありましたけど、結果良かったと思います。古いのが良かったんだろうし。今の新しい子たちがどれくらい投げるか分からないですけど、僕は結果的に良かった。大変でしたけど。後輩とメシ食っててそういう話になったときも、『僕は』という話しかできないけど、それがあってるか分からないし、フタをあけてみてどれを信じて信じないか自分で見極めないといけないよ、とアドバイスして」

―後輩から西勇投手に続く人も

「何年後になるんやろうね。100イニングで20年。40、50になってる時じゃないですかね。今の時代、良かったピッチャーはみんなアメリカに行くんで、そういう時代なんで難しいと思うんですけど、日本にとどまって投げるピッチャーはイニングをしっかり考えていければいいんじゃないかな」

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