最終回【９ボーダー】まさかの破談が「不憫すぎる」ネット同情「記憶喪失にならなければ…」「切ない」

主演の川口春奈

　女優・川口春奈主演のＴＢＳ系ドラマ「９ボーダー」（金曜・後１０時）最終回が２１日に放送された。

　本作は、１９歳、２９歳、３９歳と、いわゆる「大台」を迎える前のラストイヤー「９ボーダー」の３姉妹が、父の突然の失踪を機に一つ屋根の下に集結。モヤモヤや焦りを抱え、幸せになりたいともがきながら人生を前向きに進んでいく姿を、完全オリジナルで描くヒューマンラブストーリー。（以下、ネタバレがあります。ご注意ください）

　リニューアルしたおおば湯は、新設した酵素風呂と飲食部門の集客に伸び悩んでおり、七苗（川口春奈）は頭を抱える。さらに、清澄白河で再開発計画が持ち上がり、なんとおおば湯を含む商店街が丸ごと立ち退きを要請される事態に。 しかもそれはコウタロウ（松下洸平）が働く会社のプロジェクトだった。

　おおば湯を有形文化財に登録できれば回避できると考え、七苗らは動き出す。実はコウタロウの案だったことがのちに判明する。

　コウタロウ（＝悠斗）は婚約者・百合子（大政絢）との結婚を進めていた。ウェディングドレスのフィッティングをしている最中に、百合子は「私の知ってる悠斗さんじゃない。そばにいるのがつらい」と悠斗に伝え、結婚は破談する。

　一方の七苗が「やっぱり忘れるなんて無理」と葛藤していると、コウタロウから連絡が。いつもの場所で再会し、ようやく思いが通じ合う。七苗はコウタロウを家へ連れて帰り、結ばれた２人は家族に祝福された。

　結局ハッピーエンドとなったが、ネットでは「コウタロウ（悠斗さん）から振るのかと思いきやまさかの百合子さんからかい！！」と驚く声も。「大政絢が不憫（ふびん）すぎるけど？記憶喪失にならんかったら、結婚してたのに…」「悠人が記憶喪失にならなければ百合子さんと幸せになってたはず（それじゃこのドラマ始まらんか）」「百合子さん何も悪くないのに、ずっと待ってた探してた婚約者がやっと戻ってきたのに、もう自分の知ってるあの人はいないんだって思うのどれだけしんどいか。自分から別れ告げて、ごめんねって、百合子さん素敵（すてき）すぎるよ…」「この形での破談は百合子さんが不憫すぎるよ…」「百合子さん、切ない」と百合子に同情した。