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藤川球児氏、巨人・ヘルナンデスはセ相手一回りが試金石 代打・秋広の初球二ゴロに「もったいない」

スポーツ報知 / 2024年6月22日 5時20分

6回、中前安打を放ったヘルナンデス(カメラ・上村 尚平)

◆JERA セ・リーグ 巨人2―4ヤクルト(21日・東京ドーム)

 戸郷は初回先頭の西川に1球目を長打(右中間への二塁打)にされ、出はなをくじかれた。いきなり腕を振ってギアチェンジしないといけなくなり、制球も定まらなかった。結果、1死三塁で初回から内野が前進守備を敷くほど、チームとしては先制点を防ぎたかったが、長岡に中前適時打を浴びて後手に回った。6回1死一、三塁で許したスクイズの3点目も最後まで響いた。

 打線も苦しい状況だが、ヘルナンデスの打席内容は良かった。アプローチがうまく、外角が得意な打者だが、6回に内角直球をライナー性で中前打。8回にもインサイドの速球をポール際に紙一重のファウルを打っていた。今後、他球団は血眼になってデータを集めるはず。交流戦と違い、何度も対戦するセ・リーグで配球も変わるだけに、まずは各球団との一回りが試金石になるだろう。

 最後に4点ビハインドの8回先頭の代打・秋広は相手の術中にはまり、初球フォークで平凡な二ゴロに倒れた。試合の展開関係なしにフルスイングをして「打線」ではなく、「点」としてゲームに出た形に映り、もったいなかった。ただ、振ったことで後悔が生まれて伸びしろになる。この失敗を次にどうつなげていくかが重要だ。(藤川 球児)

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