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かつての女房役オハピーが大谷翔平の二盗刺す「彼をビビらせるために…」 大谷も脱帽「素晴らしかった」

スポーツ報知 / 2024年6月22日 15時21分

◆米大リーグ ドジャース2―3エンゼルス=延長10回=(21日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が21日(日本時間22日)、本拠地・エンゼルス戦に「1番・指名打者」でフル出場し、5回の3打席目に先取点となる22号2ランを放つなど、2打数2安打2打点、2四球と全4打席で出塁し、打率3割2分2厘、22本塁打でリーグトップに立ち「2冠」となった。ドジャースは延長10回で逆転負けし、21年から続いていたエンゼルス戦の連勝が「10」で止まった。

 大谷とかつてバッテリーを組んだ捕手のオハピーは、8回に大谷の二盗を刺した。今季16盗塁の俊足・大谷の進塁を防ぎ「俺は彼がどれだけいいスライディングをしたかは見なかった。フレディー(フリーマン)が左打者なので、俺の視界を少しブロックしていたからね。でもダグアウトの声を聞いて、それを聞いて彼を見て、やるべきことをやって投げて、その送球ががよかったのでアウトにすることができた。今年一番のスローだった感じなので、これからが楽しみだ」と満足げだった。

 大谷も「いいスローイングでしたし、いいタッチプレーでもあったと思うので、個人的には正しいプロセスを踏んで盗塁にいっているところはあるので、あそこはセーフになるのが一番ですけど、まずは正しいプロセスを踏むのが大事なのでよかったですし、あのプレーを完成させた2人(オハピー、ネト)も素晴らしかったなと思います」と脱帽だった。

 サンドバルが左前腕の張りで緊急降板した際には、大谷がエンゼルスナインのいるマウンドに一度寄ってからベンチに戻る珍しいシーンもあった。大谷は「オハピーに呼ばれたので行きました」と笑っていたが、オハピーは「彼は俺に彼(サンディー)は大丈夫かと聞いただけだよ。クレイジーなことは何もない」と説明。さらにオハピーは「俺は彼をびびらせるために彼の名前をずっと呼んでたんだ」と明かしていた。

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