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ホーバス日本、世界5位オーストラリアに1点差惜敗 残り14・3秒に勝ち越し許す 富永啓生が最多18得点、富樫勇樹16得点

スポーツ報知 / 2024年6月22日 15時42分

惜しくも敗れた日本代表(カメラ・小林 泰斗)

◆バスケットボール男子 ▽強化試合(22日、札幌市・北海きたえーる)

 パリ五輪に向けた強化試合で、世界ランク26位の日本は、同5位のオーストラリアに89―90で敗れた。

 前半は、米ネブラスカ大を卒業した富永啓生が躍動。五輪出場権を獲得した昨夏のW杯以来の代表戦で、超絶スリーポイント(3P)を連発。14点を最多得点で、日本をけん引した。前半は47―38の日本リードで折り返した。

 第3クオーター(Q)は、61―58まで差を詰められ、最終第4Qは残り7分を切ったところで逆転を許した。その後は両チーム得点の取り合いで、リードチェンジを繰り返す接戦に。残り2分を切り、日本は6点差をつけられたが、馬場雄大(今季長崎でプレー)のシュートなどで、残り53秒で一気に2点差。残り27・1秒には富永のフリースローで同点になるも、残り14・3秒にオーストラリアに3Pを決められ、勝ち越された。富樫がブザービーターで締め、1点差だった。

 日本は富永が最多18得点、富樫勇樹(千葉J)が16得点と続いた。リバウンドでは相手に10本以上上回られた。

 パリ五輪代表12人を決める選考もいよいよ最終局面。前回の合宿参加20人から16人まで絞り、このオーストラリア戦を迎えた。

 レイカーズの八村塁、今季グリズリーズでプレーした渡辺雄太の“NBA組”は、6月下旬以降の合流を予定している。

 今回の強化試合は両チームともNBA選手は不在。またオーストラリアはすでに発表されているパリ五輪代表候補選手はおらず、若手中心だった。

  ▽22日の日本メンバー

【PG】富樫勇樹(千葉J)、テーブス海(A東京)、河村勇輝(横浜BC)

【SG】比江島慎(宇都宮)、富永啓生(ネブラスカ大卒)

【SF】馬場雄大(今季長崎)、吉井裕鷹(A東京→三遠)、金近廉(千葉J)

【PF】張本天傑(名古屋D)

【PF・C】ジョシュ・ホーキンソン(SR渋谷)、

【C】渡辺飛勇(今季琉球)、山ノ内勇登(ネバダ大)

※候補16人のうち、ジェイコブス晶(ハワイ大)、川真田紘也(今季滋賀)、佐々木隆成(三遠)、井上宗一郎(越谷)が登録外となった。

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