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【巨人】大勢が1回2Kで復帰後初セーブ、コンスタントに155キロ「全力で頑張る」…2軍ヤクルト戦

スポーツ報知 / 2024年6月22日 18時30分

代打・沢井廉を空振り三振に仕留め試合を締め喜多隆介(左)とタッチする大勢(カメラ・岡野 将大)

◆イースタン・リーグ 巨人3―2ヤクルト(22日・ジャイアンツ球場)

 巨人の大勢投手が、右肩違和感から復帰後2度目の実戦登板に臨み、セーブをマークした。

 イースタン・ヤクルト戦で1点リードの9回に5番手で登板。先頭の伊藤は外角低め138キロのフォークで空振り三振、小森は外角直球で投ゴロ、最後は代打の沢井を内角低めに鋭く落ちるフォークで空振り三振に仕留め、1回無安打無失点、2奪三振で試合を締めた。

 球場表示では最速の155キロは1球だけだったが、球団計測では155キロをコンスタントに計測。9回2死では客席から“大勢コール”も起こるなど、1軍復帰を待ち望むファンの声にも肌で触れた。「使いたいと思ってもらえないと(1軍に)上がれない。しっかりと2軍で結果を出して、呼んでもらえるように毎日、全力で頑張るだけ」と引き締めた。

 右腕は、5月3日の阪神戦(東京ドーム)の9回に登板。2死から3連打を許して1点を失ったところで、自ら患部の違和感を訴え緊急降板した。4日に病院で検査を受けた結果大きな異常は見られなかったが、出場選手登録を抹消され、故障班に合流した。約1か月半のリハビリを終え、今月19日のセガサミーとのプロ・アマ交流戦で実戦復帰。阿部監督が視察に訪れる中、最速155キロをマークして1回無失点3奪三振と快投を見せていた。

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