巨人・菅野智之「走者いない場面一発ＯＫ」オスナ、サンタナ、村上を警戒「ヤクルト打線はしぶとい」

試合前、キャッチボールする菅野（カメラ・頓所美代子）

　巨人・菅野智之投手（３４）が６勝目へ向けて２３日・ヤクルト戦（東京Ｄ）に先発する。２２日は本拠地で短距離ダッシュなどで最終調整。「ヤクルト打線はしぶといですし、いいバッターもいっぱいいるので、当たり前のことをしっかり徹底していきたいです」と表情を引き締めた。

　ヤクルト戦は今季２戦２勝。６回無失点、６回２失点でともに白星を飾っていた。東京Ｄでの同戦は今季初。注意する打者にオスナ、サンタナ、村上の名前を挙げ、「一発のあるバッターが多い。走者がいない場面をつくれたら一発ＯＫみたいな勝負をできれば一番いいのかもしれないですけど、点差や状況を見ながらやっていきます」と見据えた。

　前回１６日・日本ハム戦（エスコン）は５回１／３を３失点で勝敗は付かず。それでも今季はここまで１０登板全て３失点以内と大崩れしていない。安定した投球で勝利を手繰り寄せる。