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【宝塚記念】「逆転の舞台は整った」森泰斗騎手が枠と展開が有利と見た本命馬は…

スポーツ報知 / 2024年6月23日 13時30分

ジャスティンパレスは好枠からG1・2勝目を狙う

◆第65回宝塚記念・G1(6月23日、京都競馬場・芝2200メートル)

 いよいよ上半期最後のG1・宝塚記念。馬場状態からして難解ですが、本命はジャスティンパレスにします。昨年の秋はイクイノックスにこそ敗れましたが、常に上位争いをしていました。馬券圏外となった有馬記念は枠、ポジションと全てかみ合わない中で0秒3差ですから、力を見せたと言えます。今回は悪くない条件だと思いますし、ルメール騎手に戻るのもプラス。逆転の舞台は整ったのではないでしょうか。ドウデュースとの2強ムードですが、枠、展開を考慮してこちらを上位に取りました。

 ○はもちろんドウデュースです。前走は出遅れもあり、馬群もバラけず不完全燃焼のレースになってしまいました。力上位は確実ですし、武豊騎手とルメール騎手の駆け引きも面白そうですよね。おそらく平均~スローのペースになるので、スタート次第にはなりますが、ジャスティンパレスが前にいると思います。

 ▲はベラジオオペラ。先行して自分で競馬をつくれるのが強みです。このメンバーならハナを取り切るかもしれません。粘り強さを生かして、どこまで後続に長く脚を使わせられるかでしょう。

 さて、26日には大井で帝王賞が行われます。僕はバーデンヴァイラーと出走予定。前走の大井記念は2着でしたが、まだ六分くらいの出来で良化の余地を大きく残していました。あれくらい動けばめどは立ったと言っていいでしょう。関係者から動きは良くなったと聞いていますし、メンバーは強いけど、そんなにひけは取らないと思っています。今は地方馬となった彼とともに、地方馬として久々の帝王賞勝利を果たしたいですね。(船橋競馬所属騎手)

【森泰斗騎手の印】

◎(2)ジャスティンパレス

○(4)ドウデュース

▲(3)ベラジオオペラ

★(10)ローシャムパーク

△(9)ソールオリエンス

△(12)ブローザホーン

△(13)ルージュエヴァイユ

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