1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【巨人女子】3年目右腕・吉安清が初登板 右肘2度の手術乗り越え「みんなに感謝」ナインは「お帰り!」

スポーツ報知 / 2024年6月22日 22時39分

神村学園女子にサヨナラ負けを喫した巨人女子チームナイン (カメラ・馬場 秀則)

◆2024福岡ソフトバンクホークス クイーンズカップ チャレンジマッチ supported by SMBC 巨人3―4x神村学園高(22日・みずほペイペイドーム福岡)

 巨人女子チームが、九州・沖縄の高校からクラブチームまでの女子硬式野球8チームで行われた「―クイーンズカップ」を勝ち上がった神村学園高と対戦し、2点リードの最終7回に3点を失って逆転サヨナラ負けを喫した。

 巨人は入団3年目の吉安清(せい)投手(21)が対外試合初登板。至学館高から入団直後の2022年6月に右肘内側側副じん帯再建術(トミー・ジョン手術)を受け、今年3月にも右肘の尺骨神経前方移行術を受けたが、懸命のリハビリの末、ジャイアンツのユニホームで投球に至った。

 2―0の4回から2番手としてマウンドへ。打者としてチームに貢献してきたが、ようやく“本業”のステージに立った。「やっとここまで来たな」とロジンに触れた。2四死球で1死一、二塁のピンチを招いたが、最後は二ゴロ併殺打に打ち取り、1イニングを無安打無失点で降板した。この日の最速は自己ベストの127キロに迫る123キロ。「支えてくれた(執刀医の)先生、みんなに感謝したいです」。ベンチに戻るとナイン全員から「お帰り!」と祝福された。

 「ここに合わせて」と61キロから68キロまで増量した。それでも「ダメやな~って感じです。求めてるものが高くないと上にはいけないんで」と巨人軍の背番号18は志が高い。「目標は球速130キロ。結果が出れば、周りは見てくれると思います」と侍ジャパン入りを夢見る。

 宮本和知監督=スポーツ報知評論家=も大きくうなずいた。「ピッチャーとして期待して獲った選手。2年数か月、待った甲斐(かい)がありました。クラブ選手権(8月)に向けて、先発として使えるめどが立ちそう。球団への恩返しを待ちたいですね」と胸を膨らませていた。

 神村学園高・橋本徳二監督(同点の7回1死満塁で3ボール1ストライクから嶺井にスクイズを命じてサヨナラ勝ち)「まさか勝てるとは思ってなかった。コールド負けしなければ選手を評価できると思っていました」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください