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【高校野球】遠投122m! 宮古総合実のプロ注目145キロ右腕にスカウト熱視線 9回完投で初戦突破

スポーツ報知 / 2024年6月23日 8時0分

八重山戦で力投する宮古総合実・宮里大耶投手(カメラ・加藤 弘士)

◆第106回全国高校野球選手権沖縄大会▽1回戦 宮古総合実・宮古工3×-2八重山(22日・ユニオンですからスタジアム宜野湾)

 宮古総合実・宮古工の連合チームが9回サヨナラで初戦突破。プロが注目する宮古総合実の最速145キロ右腕・宮里大耶(だいや・3年)は9回6安打2失点、8Kで完投し、勝ち投手になった。

 劇的な勝利で、まずは夏1勝。135球を投げ、勝利をたぐり寄せたエースは、素直な喜びを口にした。

 「最後にチームがつないで点を取ってくれて、サヨナラ勝ちでとてもうれしい」

 この日の最速は143キロ。スライダーに時折、カーブを交えて打ち取っていった。2点リードから追いつかれたことに、「球数が多く、後半バテてしまった。今後はコントロールを意識して、球数を抑えて最少失点で勝っていきたい」と反省も忘れなかった。

 身長167センチとプロ注目の投手としては小柄だが、遠投122メートルと規格外の強肩が際立つ。ネット裏で視察した巨人・武田スカウトは「投手としていいセンスをしている」と評価。オリックスの縞田スカウトも「腕を柔らかく使える。能力は高い投手」と将来性に期待していた。

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