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スケボー堀米雄斗が首位で決勝進出 日本勢5番手から巻き返す最後のチャンス…パリ五輪予選シリーズ

スポーツ報知 / 2024年6月23日 0時4分

堀米雄斗

◆パリ五輪予選シリーズ(OQS)最終戦(22日、ハンガリー・ブダペスト)

 スケートボード男子ストリート準決勝で、2021年東京五輪金メダルの堀米雄斗(三井住友DSアセットマネジメント)が、272・83点の1位で8人による決勝に駒を進めた。

 45秒間に技を繰り出すラン2本のうち1本、一発技のベストトリック5本のうち、2本の計3本の合計点数で競う準決勝。ランの1本目から90・38点の全体トップ。ベストトリックは2本連続転倒したが、3本目で92・57点と全体トップの高得点をマーク。4本目も89・88点で乗り切り首位で突破した。

 五輪初代王者の堀米は現在、パリ五輪出場へのランキングで日本勢5番手と、出場圏外。五輪予選前半の全8戦のうち第2戦は予選落ちし、第3戦は準々決勝止まり。ポイントを大きく稼げる最終予選シリーズへは「レベルを上げられるように頑張る」と意気込んで5月の初戦(中国・上海)に挑んだが、予選で姿を消していた。今大会は、逆転できる最後のチャンスだ。

 同準決勝で、ランキング首位の小野寺吟雲(ぎんう)が2位で決勝進出を決め、初の五輪代表入りが確実となった。同種目の代表は各国・地域最大3枠のため、残り2枠。日本勢2番手の根附海龍(ねつけ・かいり、DC Shoes)、3番手の白井空良(ムラサキスポーツ)も決勝進出を決めており、最後の戦いはし烈を極めている。

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