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女子バレー日本が世界ランク1位のブラジルに勝ち、初の決勝進出 決勝はイタリアと対戦…ネーションズリーグ

スポーツ報知 / 2024年6月23日 0時55分

古賀紗理那

◆バレーボール ▽ネーションズリーグ女子決勝大会 日本 3(26―24、20―25、25―21、22―25、15―12)2 ブラジル(22日、タイ・バンコク)

 準決勝が行われ、世界ランク7位の日本が、同1位のブラジルをフルセットの末に下し、初の決勝進出を決めた。23日の決勝でイタリアと対戦する。

* * * * *

 パリ五輪1次リーグ(L)で同組(B組)となったブラジルとの対戦。昨年の五輪予選、この大会1次リーグと続けてフルセット負け。この前哨戦を勝ち、いい形で本番を迎えたい日本。

 第1セット、日本は山田二千華(NEC)や、荒木彩花(久光)のブロックなどで、一気に走り、11―4とリード。ブラジルのサーブに苦しみ、21―24と追い込まれたが、途中出場の和田由紀子(日本協会)のライト攻撃などで逆転、26―24で先取した。

 第2セットは、9―5とリードしたものの、ブラジルの高さを崩すことができず、逆転を許し、20―25で失った。

 第3セットは、日本は粘り強い守りとつなぎで競り合いに持ち込み、和田の強打などで、25―21で取った。第4セットは終盤、ブラジルのブロックに屈し、落とした。

 最終第5セットも終盤まで競った展開となったが、山田のサービスエースで13―11とリードすると、石川のスパイクなどで15―12で振り切った。パリ五輪前哨戦を勝利し、大きな1勝となった。和田が最多の21得点、古賀は18得点を挙げる活躍で歴史的勝利に導いた。

 真鍋監督「ブラジルといつも試合するときは長い試合が多かった。最後、選手たちが集中力を切らさずに頑張ってくれた。ブラジルは点数が開いても連続得点がある。サーブ、ブロックで追い上げられたが、終盤に昨年負けた悔しさを選手たちが継続してくれた。きょう勝ったことで吹っ切れた感じがします」

 

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