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【日本ハム】今季加入のレイエスが決勝打含む3安打…4番に抜てきした新庄監督「マルティネスとの競争に勝ったということ」

スポーツ報知 / 2024年6月23日 8時7分

日本ハム・レイエス

◆パ・リーグ 日本ハム5―2楽天(22日・エスコンフィールド)

 今季新加入した日本ハムのフランミル・レイエス外野手(28)が22日の楽天戦(エスコン)で決勝打を含む3安打1打点と結果を残した。前夜に満塁本塁打を放った勢いそのままに、来日初の「4番」でサイクル安打に王手をかける猛ハッスル。2軍調整中に仲を深めた福田光輝内野手(26)と共にお立ち台に上がり、チームの連敗を3で止めた。

  助っ人がついに本領を発揮し始めた。同点で迎えた5回2死一塁。レイエスは内角高め153キロの直球を右中間に押し込んだ。この日3安打目が決勝の二塁打。塁上でシャウトすると「うれしい気持ちでいっぱい」と分厚い胸を張った。

 サイクル安打にリーチをかける暴れぶりだった。まずは0―2の2回先頭、右中間への当たりで120キロの巨体を揺らして激走し、今季初の三塁打で直後の同点劇を呼び込むと、3回に中前打、5回に勝ち越し二塁打をマーク。一発が出れば快挙達成の中、7回は「オフコース!」と記録を意識して打席へ。最後は相手失策での出塁となったが、前夜の満塁弾に続き5月4日以来の猛打賞と躍動。4番に抜てきした新庄監督も「マルティネスとの競争に勝ったということ」と拍手を送った。

 頼れる「ベストフレンド」が力をくれた。打撃不振で5月中旬に2軍へ降格。メジャー通算108発の大砲は「悔しくて3、4日、立ち直れなかった」。苦しむ時、明るく声をかけ続けてくれたのが福田光だった。この日の試合前、「大好きな」友達の緊急昇格を知るとロッカールームにタオルを貼り付けて歓迎した。勢いそのままに2人で打線をけん引してヒーローに。「一緒に結果を残せてうれしいよ」。来日1年目の助っ人にとって格別の勝利となった。(堀内 啓太)

 〇…伊藤は6回8安打2失点で6勝目。連敗を3で止めた。初回に2点を失うも2回から110キロ台のカーブを織り交ぜて立ち直り「何とか粘れてよかった」。12日の中日戦に続き、2登板連続でチームの連敗を食い止め「十分じゃないですか」と新庄監督も笑顔だ。前夜は8人の継投で延長12回ドロー。「今日は140球ぐらい覚悟してマウンドに上がっていた。欲を言えばもう少し長く投げたかった」と自覚をにじませた。

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