【巨人】阿部監督、２ラン＆好守備の助っ人に「野球に対する姿勢は素晴らしい。若い選手もお手本にして欲しい」…一問一答

阿部監督（左）に迎えられるヘルナンデス（カメラ・宮崎　亮太）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　巨人４―３ヤクルト（２３日・東京ドーム）

　先発予定だった菅野智之投手が腰痛のため先発を回避し、急きょ代役としてドラフト４位ルーキー・又木鉄平投手が１日の西武戦以来、プロ２登板目となる先発マウンドにあがり、４回途中まで投げ、５安打２失点。２番手の赤星優志投手が３ランを浴び追い上げを許したが、３番手以降の救援陣が踏ん張って勝利。連敗を２でストップし、勝率を再び５割に戻した。

【巨人・阿部慎之助監督の試合後のコメント】

―又木が急きょ先発

「いけるところまで、と思ったんですけどね」

―２回終了後にベンチで直接又木に声をかけていた

「変化球がストライク入らなくてね、苦し紛れに真っすぐいって打たれて。あれじゃキャッチャー配球できないよって言って。変化球を真ん中打たれてもいいからいけって言って」

―又木はどう映った

「西武戦で先発した時も全く一緒だったので、課題は明確ですね」

―リリーフ陣がつないだ

「本当にリリーフが頑張ってくれました」

―腰痛で先発を回避した菅野の今後は

「来週はしっかり投げられるようにしますって本人から言ってきましたので、そこは信頼して来週頑張ってもらおうかなと思います」

―ヘルナンデスが本塁打にファインプレー

「あのホームランも素晴らしかったですし、あんなに難しいボールをね。すごく大きな追加点になったので、ナイスバッティングでしたし、あのフェンス際のナイスプレーもピッチャーを助けたので」

―来週はＤｅＮＡ、広島と

「とにかく一戦一戦ね、短期決戦まで言わないですけど、あんまり長い目で見ることなく目先の試合をみんなで頑張りたいと思います」

―菅野が回避して又木を先発に起用した狙い

「度胸試しだね。しょうがないよねアクシデントで。そんな中でも頑張ってくれたので結果的にはね」

―高梨、ケラーはやられた相手にぶつけた。やられたらやり返す

「そうですね、僕そういうの好きなので」

―大城卓の一塁スタメン起用は打線強化

「そのままですよ」

―ヘルナンデスの良さは

「初見の投手に対するコンタクトだったり素晴らしいなと思って見てるし、日々彼の野球に対する姿勢は素晴らしいなと思っていつも練習中も見ているんですけど、学ぶ姿勢も素晴らしいですし、そこを続けていってもらいたいなと思いますね。若い選手もお手本にして欲しいなって思うぐらい素晴らしい選手だなと思っています」

―佐々木が１軍昇格即スタメンで安打

「そうですね。本当は起爆剤とかそうなってほしいんですけど。なる可能性もあるし、奪い取ってもらいたいなと思います」

―スタメンを外れた坂本について

「体調も考慮して外しているんですけど、本人も内容が良くないのは知っているはずなので。週明けもちょっと分からないですけど、ヘッドコーチと相談して決めます」

―大城卓は一塁守備は多少目をつぶって起用

「いや目をつぶんないとどうしょうもないのでね。お前がミスしてもいいよって言ったので。僕が謝るからって」