小祝さくら、６打リードで月曜日決戦へ ５時間睡眠で睡魔との戦い「朝の練習はあくびが止まらなかった」

小祝さくら

◆女子プロゴルフツアー　アース・モンダミンカップ　第４日（２３日、千葉・カメリアヒルズＣＣ＝６６８８ヤード、パー７２）

　第３ラウンドの残りが午後１時から行われ、首位と１打差２位から出たツアー１０勝の小祝さくら（ニトリ）が７バーディー、ボギーなしの６５をマークし、通算１５アンダーで単独首位に浮上した。３月のヤマハレディース以来、今季２勝目に王手をかけた。

　この日は８番パー５のティーショットからプレー。いきなり第３打を１メートルにつけて、幸先良くスタートした。その後も３～４メートルのパットを次々と沈めてスコアを伸ばした。「ティーショットは良かったが、アイアン（ショット）はあまり…」と話したが、好調のパットを味方にビッグスコアをマークした。

　２２日は午後６時３９分に日没のためサスペンデッドとなった。この日の再開は午前７時から予定されており、昨夜は「時間がなくて、ゆっくりご飯を食べられることもできなかった」というほど忙しかったという。プレーに備えて午後１０時頃に就寝し、朝は３時に起床。「朝の練習はあくびが止まらなかった」と５時間睡眠では睡魔との戦いだった。その後はスタート時間が遅れることとなり、コース内で調整しながら過ごしていたという。

　後続には６打差をつけて残り１８ホールへ向かう。セーフティーなリードのように見えるが、「どうなるかわからない。明日は１ラウンドあるので、最後までわからない。ティーショットの集中力だけは最後まで続けてプレーしていきたい」。目標とする年間２勝に王手をかけたが、気を引き締めて月曜日決戦へ向かう。