1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

1万メートル日本人学生歴代最高の東農大エース前田和摩は6月上旬に体調不良も復調 小指徹監督が説明

スポーツ報知 / 2024年6月23日 17時54分

前田和摩

 5月の日本選手権1万メートルで日本歴代5位、日本人学生歴代最高の27分21秒52をマークして3位になった東農大のエース前田和摩(2年)について、小指(こざす)徹監督(59)は23日、一時、体調不良となったものの、現在は軽い練習を再開したことを明かした。

 東農大の大エースの前田は、5月3日の日本選手権1万メートルで日本歴代5位、日本人学生歴代最高の27分21秒52をマークして3位と激走。田澤廉(23)=トヨタ自動車=が駒大時代の2021年12月にマークした日本人学生最高記録(27分23秒44)と駒大の佐藤圭汰(3年)が昨年12月に記録したU20(20歳未満)日本記録(27分28秒50)をダブルで更新した。そのレース後、次戦には6月23日の全日本大学駅伝関東選考会1万メートル(相模原ギオンスタジアム)の予定と明かしていたが、6月9日に発表された同選考会の登録メンバー13人から外れた。

 「前田は6月上旬に体調不良となり、全日本選考会には起用しないことを決めました。現在は1時間くらいのジョグを再開しています。きょう、1万メートルを走ったとすれば28分台くらいでは走れるでしょうけど、無理はさせません。次のレースは決まっていません。じっくり夏合宿を行い、箱根駅伝予選会(10月19日)のハーフマラソンになるかもしれません。日本選手権での前田の頑張りによって選手は全員、刺激を受けて、チームは盛り上がっています。前田抜きでも全日本選考会を通過(7位以内)できるように全員で頑張ります」と小指は冷静に説明した。

 前田は、この日、相模原ギオンスタジアムに現れ、スタンドでチームメートを応援した。「登録メンバーから外れたことでしっかり治そう、と思いました」と前田は監督とチームメートに感謝した。秋以降、また、激走が期待される。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください