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静岡第一テレビ・臼井佑奈アナが今月で退社、米国大学院に留学 サッカー実況も担当した7年半の思いを告白

スポーツ報知 / 2024年6月24日 5時0分

静岡第一テレビを退社後、米留学することを明かした臼井アナ

 23日放送の「KICK OFF!SHIZUOKA」で今月いっぱいでの退社を発表した静岡第一テレビの臼井佑奈アナウンサー(29)が「しずおか報知」の取材に応じ、第二の人生について語った。近日中に渡米し、米国の大学院でスポーツマネジメントについて学ぶ予定。将来的には「静岡のサッカーに関わる仕事をしたい」と夢を明かした。(取材・構成=武藤 瑞基)

■スポーツマネジメント

 誰もが驚く決断だった。昨年1月から語学など勉強を進め、今年3月、合格の吉報が届いた。

 「米国の大学院でスポーツマネジメントを学ぶことになりました。どんな組織に所属できるかは未定ですが、インターンシップとして働きながら学べるので楽しみです。卒業後はチームに所属するか、Jリーグのような組織に所属するか、日本に戻るかノープラン。いずれは大好きなサッカーに関わりたいです」

 父の仕事の関係で幼い頃はベルギーやロンドンで生活。海外に苦手意識はなく、漠然と抱えていた夢へ挑戦することを決めた。

 「元々スポーツが大好きで、この先もスポーツに関わらないのは考えられない。妹が米国の大学に通っていたこともあってNBAを見たことがあるが、向こうではスポーツ観戦が“超エンターテインメント”。もっと日本も頑張れると思う」

■静学の全国Vに立ち合う

 17年に静岡第一テレビ入社し、スポーツ番組を中心に出演。一番の思い出は20年1月、静岡学園サッカー部の24大会ぶり全国高校選手権制覇だ。応援席での中継を担当し、入社時に掲げた「高校サッカー優勝の瞬間を見る」との目標をかなえた。

 「あんないい思いは2度とできない」

 自身も高校時代、テニスに打ち込み総体にも出場した経験があるからこそ、競技にかける思いに共感できる。

 「例えば(静学出身でJ1柏の)関根選手に初めて会ったのは(応援メンバーだった当時の)応援席。コロナ禍で新人戦も総体もなくなってしまい、選手権も県4位だったが今、五輪代表をつかもうとしている。そういうことを思うと、高校サッカーを取材していて良かったと思います」

 入社5年目からは、女性アナでは異例となるサッカー実況を任され、ネット配信の県準々決勝を担当した。

 「女性の可能性を広げたかった。同業のアナウンサー界からたくさんの反響があって、チャレンジして良かったと思う」

■過酷ロケ?も経験

 若手時代はバラエティーにも出演。アンジャッシュ・児嶋一哉と共演し、時には体も張った。

 「大変だったのはシラス漁のロケ。生シラス丼には何匹のシラスがのっているかを検証して、その後、今度は釜揚げシラス丼には何匹のっているか数えるという(笑い)。さすがにヘトヘトになりました」

 入社から約7年半。全国キー局にはないローカル局の良さも身にしみて感じた。

 「(取材対象が)苦しい時も取材するのがローカル。例えば去年のJ1昇格プレーオフ。キー局のアナウンサーもいたけど、取材するのは勝ち上がったヴェルディだけ。敗れた方を取材するのは私たちローカルだけだなって。そこは静岡でアナウンサーやって良かったなって思いますね」

 この先も静岡との縁は切れないだろう。

 「みなさんが見てくれたから、私も続けてこられた。いつかは静岡のサッカーに関わる仕事がしたいし、忘れないでほしい。また皆さんと楽しくお話ししたいです」

 ◆臼井 佑奈(うすい・ゆな)1995年1月9日、横浜市出身。29歳。明大総合数理学部を卒業後、2017年に静岡第一テレビ入社。これまでの担当番組は「まるごと」「Dスポ」など。

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