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222試合連続出場中、女子ゴルフの“鉄人”が睡眠時間5時間でも6差独壇場!…大会4年ぶりの月曜決戦で優勝狙う

スポーツ報知 / 2024年6月24日 5時50分

通算15アンダーの単独首位でホールアウトし、同組の沖せいら(左)と抱き合う小祝さくら

◆女子プロゴルフツアー アース・モンダミンカップ 第4日(23日、千葉・カメリアヒルズCC=6688ヤード、パー72)

 1打差2位から出た小祝さくら(26)=ニトリ=が7バーディー、ボギーなしの65をマークし、後続に6打差をつけ単独首位に浮上した。この日は第3ラウンド(R)の残りのみが行われ、最終Rは予備日だった24日に実施。大会としては4年ぶりとなる“月曜日決戦”で優勝賞金5400万円を争うこととなった。2位には高橋彩華(25)=東芝=ら3人がつけている。

 悪天候下で、小祝が独壇場を築いた。開始予定の午前7時から午後1時に変更。心身ともに疲弊する選手が多い中、222試合連続出場中の“鉄人”はラウンド後に「疲労感はいつもより少なくプレーできた」とさらりと振り返った。

 22日の日没順延から約10時間後にコースに到着した。睡眠時間はわずか5時間。「朝の練習はあくびが止まらなかった」と睡魔との闘いから一日が始まった。遅延決定後は足のケアを受けて回復。8番パー5からプレーし、第3打を1メートルにつけた。その後は3~4メートルを次々と沈め、11ホールで4バーディーを奪取した。

 目標とする今季2勝目へ6打リードしたが、気は抜かない。「どうなるかわからない。ティーショットの集中力だけは最後まで続けてプレーしていきたい」と普段の柔らかい表情ではなく、表情を引き締めて意気込んだ。優勝賞金5400万円をかけた月曜日決戦もタフさを武器に走り切る。(富張 萌黄)

 ◆過去の月曜日決戦 女子ツアーで月曜日に優勝が決まるのは4度目。1997年の日本女子オープン第3Rが台風により順延され、岡本綾子が46歳で国内メジャー最年長優勝。コロナ禍の2020年にツアー開幕戦となったアース・モンダミンカップで最終Rが悪天候で中止に。メジャー以外の試合での予備日使用は初。21年、日本女子オープンは第2Rが悪天候で開始されたが、選手側から「こんな状況ではできない」と訴えがあり、翌日に順延。月曜日に最終Rが行われた。

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