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【ソフトバンク】2位に今季最大10ゲーム差も小久保裕紀監督は表情変えず「まだ6月ですよ。9月に聞いてください」

スポーツ報知 / 2024年6月24日 5時0分

逆転を許した直後の9回、ソフトバンクは川村(左)の生還で同点に追いつく(カメラ・馬場 秀則)

◆パ・リーグ ソフトバンク6―6ロッテ=延長12回=(23日・みずほペイペイドーム)

 目まぐるしく動いた試合も、終わってみれば今季3度目のドロー。それでも、ソフトバンクは敗れた2位・日本ハムとのゲーム差を今季最大の「10」に広げた。開幕65試合目までに、2位に2ケタの差をつけるのは、南海時代の1965年以来、59年ぶり。2リーグ制後、6月終了までに2位と2ケタのゲーム差をつけたのは、22年のヤクルト以来で過去6チーム。全て優勝しているが、小久保監督は「まだ6月ですよ。9月に聞いてください」と、表情を変えなかった。

 2点リードの9回2死一、二塁。勝利目前でオスナがソトに逆転3ランを浴びた。来日3年目で自己ワーストの3失点。今季3度目のセーブ失敗に、年俸10億円助っ人は「悪い球じゃなかったが、相手がうまく対応した」と、うなだれた。

 黒星を覚悟したところ、その裏に敵失で追いつくのだから、分からないものだ。「まあ、よう追いついたですね」と指揮官。負けないタカが、独走態勢を固めつつある。(田中 昌宏)

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