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カブスのレジェンド、サンドバーグ氏の銅像が公開…鈴木誠也と今永昇太も式典に立ち会う

スポーツ報知 / 2024年6月24日 7時53分

サンドバーグ氏(右から2人目)と同氏の銅像(カメラ・一村順子通信員)

◆米大リーグ カブス―メッツ(23日 米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 23日(日本時間24日)、メッツ戦の前に一塁側ゲート外の広場では殿堂入りしたライン・サンドバーグ氏(64)の銅像が公開されるセレモニーが行われた。鈴木誠也外野手、今永昇太投手ら現役選手も立ち合った。通算打率2割8分5厘、2386安打、282本塁打、344盗塁の「5ツール打者」として知られる同氏だが「私の銅像は、守っている姿です。銅像は、1人では立ちません。みんなのお陰です」とあいさつ。1984年から9年連続ゴールドグラブ賞を受賞した名二塁手の銅像が披露されると、駆けつけたファンから喝采を浴びた。

 40年前のこの日、1984年6月23日は伝説の「サンドバーグ・ゲーム」が行われた日。1-7から追いつき、延長11回に競り勝った逆転劇で2本塁打を放った。当時は本数も少なかった全米テレビ中継され、24歳の二塁手が一躍、注目を浴び、同年のナ・リーグ東地区優勝(当時は2地区制)につながった。

 2005年に殿堂入りした同氏は、今年に入って前立腺がんの治療を受けカムバックした。「私はがんについて、あまりにも無知でしたが、タフな抗がん剤治療の間に、たくさんの人々からの愛と支援を受けました。皆さんは、私の友達です。愛しています」と感無量の面持ちで語った。

 5ツール・プレーヤーとして偉大なOBとそのスタイルが重なる鈴木はこの日、「4番・DH」で先発する。

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