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【高校野球】札幌光星 左腕対策奏功し11安打10点…有賀拓郎遊撃手が2打席連続2点適時打

スポーツ報知 / 2024年6月24日 9時9分

4回2死満塁、2点適時打を放つ札幌光星・有賀(カメラ・島山 知房)

◆第106回全国高校野球選手権 南北北海道大会 ▽Aブロック1回戦 札幌光星10-2札幌静修=7回コールド=(23日・札幌円山)

 北見地区が開幕し、6地区で12試合が行われた。札幌地区の札幌光星は11安打10得点と打線がつながり、札幌静修に10―2で7回コールド勝ち。6番・有賀拓郎遊撃手(2年)が2安打4打点と勝負強さを発揮した。札幌南は7番・浅野佑亮中堅手(3年)が3安打1打点をマークし、恵庭南に11-0(7回コールド)で快勝した。 

 札幌光星打線が快音を連発した。3回に打者一巡の猛攻で4点を先制すると、そこから4イニング連続得点。たたみかける攻撃で計10点を奪い、合坂真吾監督(47)は「打ちましたね。どうしたんですかね」と“予想外”の展開に笑みを浮かべた。

 打線をけん引したのは2年生の有賀だ。直前の練習試合で調子を崩し、2番から6番に打順を落として夏初戦を迎えたが「終わったことなので、切り替えていきました」。3回の第2打席で左前に2点適時打を放つと、4回にも右中間へ2打席連続の2点適時打。鬱憤(うっぷん)を晴らす打撃で4打点をたたき出した。

 同地区のプロ注目左腕・小熊(札幌日大)との対戦を想定し、冬から左投手対策に力を入れてきた。素振りから左投手をイメージしてバットを振り込み、フリー打撃では、マウンドよりも一塁ベース寄りから投じられたクロスファイアを打った。この日は、相手のエース左腕を4回途中でノックアウト。背番号6は「成果を出せた」とうなずいた。

 2年連続の南大会出場と夏の甲子園初出場に向け、2回戦(27日)では北海学園札幌と対戦する。6月の練習試合では引き分けており「(公式戦で)決着をつけろということなんでしょうね」と指揮官。有賀は「チーム全員が打てていいイメージを持てた。(相手は)実力のあるチームなので、しっかり準備してきたい」と気を引き締めていた。(島山 知房)

 〇…札幌南のチーム一の怪力・浅野が猛打賞で11―0の7回コールド勝ちに貢献した。2回に右前打。5回の第2打席は左翼線への二塁打を放つと、打者一巡し、なお2死満塁の第3打席は左前に適時打を放った。ベンチプレスは最高で120キロを誇り、南大会に出場した昨夏は5番を任されていた。「一番機能する」という田畑広樹監督(41)の戦略で、今夏は7番だが「打順は気にしてない。回ってきた打席に集中するだけ」と意気込んでいた。

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