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【楽天】4番復帰の浅村栄斗が中犠飛で勝利貢献「丁寧に練習から心がけてはいる」…勝率5割に戻す

スポーツ報知 / 2024年6月24日 9時41分

楽天・浅村

◆パ・リーグ 日本ハム2―6楽天(23日・エスコンフィールド)

 楽天は23日、日本ハム戦(エスコン)に快勝し勝率を5割に戻した。復調モードに入った浅村栄斗内野手(33)は、5月31日のヤクルト戦(福島)以来となる4番復帰。5回1死一、三塁から貴重な追加点となる中犠飛を打ち上げるなど、3打数1安打1打点1四球と勝利に貢献した。主砲が4番に戻った打線は11安打で6得点。交流戦明け最初のカードを1勝1敗1分けで乗り切り、3位ロッテに1ゲーム差と迫った。

 ややバットの先でも、浅村は自分のポイントでボールを捉えた。十分な飛距離の飛球はセンター後方へ。5回、2点のリードを奪ってなおも1死一、三塁、日本ハムの先発・加藤貴の外へ沈む131キロを力強く打ち返した。追加点を生む中犠飛。4番復帰での心境の変化を聞かれると「ないです。いつも通りいきました」と淡々と振り返った。

 目を背けず、自分のバッティングを見つめ直した。4番で開幕した交流戦は、2カード6試合で18打数無安打。四球と犠飛はあったが23打席ヒットが出なかった。1日から4番を外れると、4日の阪神戦(甲子園)でついにスタメン落ち。6試合代打での出場が続いた。「より丁寧に、一回自分のバッティングをしっかり見つめる、いい期間にしようと。プラス思考でやっていました」。徐々に手応えをつかむと、交流戦明けは3試合で12打数6安打。今江監督も“指定席”への復帰を決断した。

 指揮官が感じた復調の気配は、センター方向への打球が増えてきたこと。浅村は「自分のタイミングで自分のポイントで打てれば、センターでも右方向にも打てる。それが今まではちょっとずれていた。今は本当に、飛距離とかこだわりを全く捨てて、丁寧に練習から心がけてはいるので、それがちょっとずついい方向に向いている気はします」。本来のバッティングへ、ようやく近づいてきた。

 チームも粘り強く戦い、2位日本ハムと1勝1敗1分け。25日からは1ゲーム差に迫った3位ロッテと、敵地で2連戦を迎える。「昨日(22日)もその前の試合も、打線はみんな活発でしたし、心配はしていない。一試合一試合かなと思います」。主砲があるべき場所に収まった打線で、一気の3位浮上を狙う。

(山口 泰史)

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