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メッツ守護神、手ベトつき過ぎで1球も投げず退場…審判長「明らかに不正物質」10日間の出場停止か

スポーツ報知 / 2024年6月24日 13時13分

◆米大リーグ カブス2―5メッツ(23日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 メッツの守護神、エドゥイン・ディアスが5―2で迎えた9回に救援登板。マウンドに上がる際に、審判に粘着物のチェックを受けた際、不正物質があったとみなされ、1球も投げることなく退場処分を受けた。

 球審がディアスのグラブと手のひらをチェックした後、審判団が集まり協議。グラブの匂いを嗅ぐ仕草もみられた。メッツは、スミスが緊急登板。2死後、スワンソンに中前打を打たれると、左腕デイクマンが6番手で登板。カブスは代打ウィズダムを送ってきたが、3球で見逃し三振にしとめて逃げ切った。

 試合後メンドーサ監督は「ロージンと汗と土。審判側は、それがトゥーマッチ(ベトつき過ぎ)だと判断した」と、不正物質の使用ではなく、過剰な粘着性が認められたためと説明した。ロージンと土と汗の量が、過剰かどうかの線引きについては「それは、難しい。私自身が手のひらをチェックする訳ではないので、なんとも言えない。ただ、MLB機構は理由があって、ルールをつくっているので、従うしかない」とも語った。

 一方で、USAトゥデー氏のナイチンゲール記者はX(ツイッター)で、カラパザ審判長の「明らかにロージンと汗ではなく、不正物質だ。我々は何千というケースをチェックしているので、その感触は知っている。今回は、非常に、べとついていた」という見解を投稿した。

 試合後にメディアに対応したディアスは「とても驚いた。帽子やベルトは何もチェックされず、手に特別な匂いもなかった。2種類のロージンがあり、いつもと同じロージンを使った。土を指につけるのも、常にやっていること。きょう特に汗が多く出たのかどうかは、分からない」と首を振った。また、一旦、手を洗ってマウンドに戻る許可を求めたか、という質問には「それができるかどうか分からなかったし、そうしなかった」と答えた。

 規則ではディアスは10日間の出場処分を受けることになる。「チームメイトに負担を掛けることになるのが、辛い」とがっくり。処分不服として異議を申し立てるかと問われると「それは分からない」と言葉を濁した。

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