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巨人緊急補強の新戦力は「4番を目指す。本塁打が一番」やってくれそうなスター性秘めた野球界の“GACKT”

スポーツ報知 / 2024年6月25日 5時5分

西武から巨人に移籍する若林。パンチのある打撃力が魅力だ

 巨人の松原聖弥外野手(29)と西武の若林楽人外野手(26)の1対1の交換トレードが24日、両球団で合意に達し、発表された。若林の背番号は「59」に決まり、近日中に会見を行う。昨秋に阿部慎之助監督(45)が就任して以来、早くも4件目のトレード成立で、開幕後では12球団初となった。機動力とパンチ力を併せ持つ右打者で、外野に加えて内野も守ることができる。戦力としてはもちろん、若手を中心としたチームの活性化につながることが期待される。

 若林の楽人の名は父で僧侶の尚道さんが名付けた。「何事も先頭に立ってほしい。1番を取れ」という願いを込めたもので雅楽の指揮を執る、引っ張るという意味がある。駒大苫小牧、駒大と名門で主将を務めたが、ガツガツした感じはなく自然体。だから、周りにはいつも仲間がいた。トレード発表直後も平沼、渡部ら西武ナインが次々にSNSで惜別の思いを投稿した。

 入団1年目の21年に44試合で20盗塁を決めたスピードに加えて強肩。1、2番タイプのように思ってしまうが、「4番を目指すつもりでやっています。本塁打が一番、打者としては楽しいと思う。そこを目指すのは毎年、変わらないのかな」と話したことがあった。よくも悪くも思い切りがいい。好機で初球を打ち上げて凡退したかと思えば、5月1日の日本ハム戦でサヨナラ本塁打を放ったように何かやってくれるのでは、という期待を抱かせる。

 名前の読みはミュージシャンのGACKTと同じ「ガクト」でもある。「幼少期からGACKTって言われて。違う分野でもああいうスター性は欲しい」。巨人でさらに輝く可能性を十分に秘めている。

(西武担当・秋本 正己)

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