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山崎伊織、仙台遠征「一人で1時間並んで牛タン」地方4戦4勝へ 新潟名物に“ターゲット”…担当記者が見た

スポーツ報知 / 2024年6月25日 5時30分

井上(左)とともにウォーミングアップをする山崎伊(カメラ・相川 和寛)

 6勝目を目指して先発する巨人・山崎伊織投手(25)は、今季すでに地方球場で3登板3勝。右腕の地方の強さを、投手担当・水上智恵記者が「見た」。

 新潟の地でも山崎伊が躍動する。25日のDeNA戦(新潟)で戸郷に並ぶチームトップの6勝を目指して先発。24日はG球場でキャッチボールなどで調整して新潟入りした右腕は「中2週間空いたんで、入りがとても大事になってくると思う。初回から先頭から全力でいける準備をしていきたい」と意気込んだ。

 新潟は、22年の5月10日のDeNA戦で6回3失点でプロ初黒星を喫して以来2度目の登板。だが、今季は「火曜日の男」として鹿児島、ひたちなか、富山とすでに地方球場で3戦3勝と無双状態にある。好投を続ける理由は、抜群の対応力にあるとみる。

 投げ慣れない地方球場のマウンドも「合う、合わないはあるけど、それでも投げないといけないし、特別なことはない。いつもと同じように」と気にしても仕方ないものと考える。昨オフ、ソフトバンクから移籍してきた高橋礼が「伊織は感覚がすごい器用だなって思いましたね」と明かすように、その日の状態によって、攻め方や試合の中でのギアの入れ方を自在に変えていける投球の幅広さが山崎伊の武器となっている。

 柔軟なのは、マウンドさばきだけではない。11日に楽天戦(楽天モバイル)で登板し、7回2失点と好投。その翌々日の仙台での現地休みには「一人で1時間ちょっと並んで牛タンを食べました。隣にはジャイアンツのトートバックを持った人が並んでたけど、全然バレなかった(笑い)」と名物を楽しんだ。その土地の名産を楽しむ余裕もまた、右腕の強さの秘密かもしれない。「楽しみにしています」と新潟で“ターゲット”にするのが、県産の高級米で作られたおにぎり。試合前の軽食として出されることが恒例で、選手たちに大人気。先発前は食事には気を配っているが、スタミナ源補給には持ってこいだ。お米パワーで6勝目をたいらげる。(水上 智恵)

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