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「打ってるイメージないもん」巨人・岡本が新潟で目指す大記録 過去には王、長嶋、原の3人だけ

スポーツ報知 / 2024年6月25日 5時25分

昨年5月9日、新潟でバウアーからソロ本塁打を放った岡本和

 巨人・岡本和真内野手(27)が24日、得意の新潟で25日に行われるDeNA戦の必勝を誓った。球団史上4人目となる4番としての200号達成に王手をかけている主砲は、昨年5月9日のDeNA戦(新潟)で本塁打を放った。新潟で2年連続となるアーチを描き、節目の記録と勝利をつかみ取る。

 迷いはない。チームを勝利に導くために4番の仕事を果たす。岡本和は穏やかな口調の中に、闘志をたぎらせた。25日に新潟で行われる3位・DeNA戦に向けて、「勝てるようにしっかり頑張っていきたい。乗っていけるように」と、必勝を期した。

 好相性の舞台に臨む。「打ってるイメージないもん」と本人は笑い飛ばすが、昨年5月9日に新潟で行われたDeNA戦では、米大リーグのレッズに所属した20年にサイ・ヤング賞を獲得したバウアーから同点ソロを打ち込んだ。地方球場にも強い主砲は、2年連続で新潟の夜空に放物線を描く準備はできている。

 節目に王手をかけている。4番としての通算本塁打は199本。18年の6月2日のオリックス戦(京セラD)で初めて4番を任されてから、着々と数字を重ねてきた。巨人の4番での200本塁打は王貞治、長嶋茂雄、原辰徳の3人だけ。現在27歳の岡本和が達成すれば、32歳で到達したミスターの最年少記録を大幅に更新する。20日には1軍全体練習が行われた東京Dで長嶋さんから打撃の熱血アドバイスを受けており、恩返しの一発に静かに闘志を燃やす。

 状態は上昇傾向にある。今季は全69試合にスタメン出場して、打率2割6分3厘、12本塁打、37打点。6月上旬に18打席連続無安打を経験するなど苦しい時間を過ごしてきたが、現在は6試合連続安打中と、不振のトンネルを抜けている。16日の日本ハム戦(エスコン)で2試合連続弾を放った後に二岡ヘッド兼打撃チーフコーチが「ボールを呼び込んで打てるようになってきた」と話していたように、中堅から逆方向への意識を高めて復調。「感覚としては上がってきている」。直近19打席連続で三振がないなど、外角や低めの変化球に対して強引に引っ張りにいくことが減り、好調時に戻りつつある。

 今季、岡本和が本塁打を放った試合は9勝1敗1分け。抜群の勝率を誇っており、やはり4番の一発が勝利をグッとたぐり寄せることは数字にも表れている。「勝敗にかかわる立場でやっているので打てるように」と決意を込める主砲が、上位追走の号砲を打ち上げる。(宮内 孝太)

 ◆23年の新潟でのDeNA戦 5月9日に今回と同じハードオフ新潟で対戦。1点を追う2回に岡本和がサイ・ヤング賞右腕のバウアーから同点の5号ソロを放つと、初めて三塁でスタメン起用されたルーキーの門脇が、プロ1号を含む3安打4打点。大城卓、ウォーカーにも一発が飛び出した。投げては戸郷が2失点完投で9―2で勝利した。

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