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スケボー女子ストリート五輪代表は3人全員10代 14歳吉沢恋「最高の気分」

スポーツ報知 / 2024年6月25日 6時30分

吉沢恋

 スケートボード女子ストリートの五輪代表は3人全員が10代となった。五輪予選を初制覇した吉沢恋(ここ、14)=ACT SB STORE=がランキング1位で初の代表入り。決勝3位の中山楓奈(ふうな、19)=ムラサキスポーツ=は2大会連続、4位の赤間凛音(りず、15)は初の五輪切符を得た。

 大混戦の日本代表争いで、14歳の新星が初の五輪切符を手にした。暫定4位でベストトリック(一発技)の最終試技を迎えた吉沢が、96.12点の高得点で頂点に駆け上がった。重圧をはねのけ「最後にしっかり決められるところが自分の一番の強さ」と胸を張った。最終戦を残し、日本勢6人が五輪予選ランクのトップ10にひしめくハイレベルな争い。「みんな友達でもあり、ライバル」という状況で自分との闘いに集中。「平日は3~4時間、土日は6~7時間ぐらい頑張る」という練習量で、五輪予選終盤戦で3連続表彰台と急成長し、日本勢5番手の7位から1位に上り詰めた。「率直にうれしい。最高の気分」と初々しく笑った。

 19歳中山「金目指す」 4回目の試技を終えて8位だった中山は、5回目に全選手トップの96.84点を出して代表に滑り込み「こんな大舞台で成功できてすごくうれしい」と笑顔で話した。銅メダルを獲得した21年東京五輪は16歳の高校生だったが、現在は早大スポーツ科学部に通う大学1年生となった。身も心も成長し「パリ五輪ではやりたい技を出し切り、悔いのないように滑って金メダルを目指す」と誓った。

 15歳赤間90点台2本 22日の準決勝突破時点で、一足先に五輪初代表入りを確実にしていた赤間。決勝でも気を抜かず、ベストトリック2本を90点台でそろえるなど、安定感抜群で4位に入り「皆、すごく成長しているし、激しい戦いになるとは思っていた」と上位4人で占めた日本勢の層の厚さを実感した。「絶対に出たいと思っていた大会」というパリ五輪では表彰台を狙う。トレードマークの超ロングヘアをなびかせ、花の都で躍動する。

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