大谷翔平「あー、いたー！」とうれしそうに駆け寄った敵軍コーチと談笑「調子が良さそうに…」

昨季エンゼルスの打撃コーチを務めたホワイトソックス・テームズ打撃コーチ（左）と再会して笑顔のドジャース・大谷翔平投手（カメラ・安藤　宏太）

◆米大リーグ　ホワイトソックス―ドジャース（２４日、米イリノイ州シカゴ＝ギャランティードレートフィールド）

　ドジャース・大谷翔平投手（２９）が２４日（日本時間２５日午前９時１０分開始予定）、敵地・ホワイトソックス戦のスタメンに「１番・指名打者」で名を連ねた。２２日（同２３日）まで自己最長３試合連続本塁打を放っており、本塁打キングを独走する自己最長で日本人選手初の４試合連続２４号に期待がかかる。

　試合前練習中には、グラウンドに姿を見せて、約１５分間をかけて２０メートルほどの距離でキャッチボールを行った大谷。キャッチボールを終えてクラブハウスに戻ろうとすると、本塁付近でホワイトソックスのテームズ打撃コーチを見つけると「あー、いたー！」とうれしそうに小走りで駆け寄り、満面の笑みを見せながら談笑していた。

　テームズ打撃コーチは昨季、エンゼルスで打撃コーチを務めていたこともあって、大谷を指導していた。テームズコーチは大谷との再会を「彼と会うことが出来て、話すこともできてよかったよ。調子が良さそうに見えるね。だけど今日は（ホワイトソックスに）ダメージを与えないで欲しい」と笑い飛ばした。

　３戦連続本塁打を放つなど状態が上向きの大谷。テームズコーチは「私は彼を（昨年）見てきたけど、今の状態はいいと思う。（３戦連発は）今までにも見たことがある。もし失投したら捉えられる。彼は才能持ったベストプレーヤーの１人だ」と分析していた。