ドジャースの通算２１０勝左腕カーショーが左肩痛再発でリハビリ中断「後退した」 前半戦復帰は絶望的

試合前に取材に応じたロバーツ監督（カメラ・安藤　宏太）

◆米大リーグ　ホワイトソックス―ドジャース（２４日、米イリノイ州シカゴ＝ギャランティードレートフィールド）

　ドジャース・大谷翔平投手（２９）が２４日（日本時間２５日午前９時１０分開始予定）、敵地・ホワイトソックス戦のスタメンに「１番・指名打者」で名を連ねた。２２日（同２３日）まで自己最長３試合連続本塁打を放っており、本塁打キングを独走する自己最長で日本人選手初の４試合連続２４号に期待がかかる。

　試合前に取材に応じたロバーツ監督は、昨年左肩手術を受けて復帰へ向けてリハビリを続けている通算２１０勝３６歳左腕のカーショーが、左肩痛を再発させて、１週間ほどノースローになることを明かした。１９日（同２０日）にマイナーで復帰登板を果たし、７月１６日（同１７日）にレンジャーズの本拠地・テキサス州アーリントンで行われるオールスターゲーム前後でのメジャー復帰が見込まれていたが、前半戦での復帰は絶望的になり、指揮官は「左肩に長らく痛みがある。これは手術を受けてから復帰するまでのプロセスの一部ではある。復帰へ向けて１週間ほど（ノースロー）だろう。驚くことではないが、リハビリが後退したのも事実だ」と説明した。

　ドジャース先発陣は山本、ビューラーが離脱。グラスノー、ストーン、パクストンらが好投して踏ん張っているが、台所事情は厳しくなっている。