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クロスバー直撃・渡邊センス、「フライデー」を提訴した裁判の第1回口頭弁論に出廷

スポーツ報知 / 2024年6月25日 13時19分

 お笑いコンビ「クロスバー直撃」の渡邊センスが、写真週刊誌「フライデー」の記事で名誉を毀損(きそん)されたとして、5月1日に発行元の講談社に対して損害賠償や訂正記事を求めた裁判の第1回口頭弁論が25日、東京地裁で行われた。

 渡邊も同席する中で開廷したが、被告である講談社側の弁護士は裁判に出席しなかった。証拠書類が提出され、次回の弁論準備手続きは非公開のウェブ会議で8月26日に行われることが決まった。第1回口頭弁論は5分もかからず終了した。

 裁判後、都内で報道陣の取材に応じた原告側の田代政弘氏ら代理人弁護士は、今回の裁判ではフライデーの記事に関する真実性と真実相当性が争点になるとした上で、「被告側から全く主張がないので、何とも言えない。なので裁判の見通しも立たない」とした。被告側の弁護士が出席しなかったことに関しては「民事裁判ではよくあること。裁判に同席した渡邊さんの感想? 聞いてないです」とした。

 1300万円の損害賠償と謝罪広告を求めているが、代理人弁護士は「記事が出てから、渡邊さんへの仕事のオファーがなくなっている。休業損害を算出して賠償金を上乗せする可能性はある。今は記事削除は求めていないが、今後求める可能性もある」とした。

 渡邊は5月1日のX投稿で、ダウンタウン松本人志が女性に性的行為を強要したとする問題で、「フライデー」の記事で名誉を毀損(きそん)されたとして、発行元の講談社に損害賠償や訂正記事を求めて東京地裁に提訴したことを報告していた。

 渡邊が提訴しているのは、今年1月25日のFRIDAYデジタル、同年2月1日発売のFRIDAY、同月7日のFRIDAYデジタル、同年4月30日のFRIDAYデジタルに掲載された記事に対してで、「上記各記事に記載されているような不適切な行為、女性を選別して酒席に参加させたなどの事実及び女性の人格等を否定するかのような行動などはなかったことを明確に主張し立証してまいりたいと考えております」とコメントを発表していた。

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