１年半ぶり日本復帰のカズ、国立競技場で鈴鹿加入会見「辞めるという選択は僕の中にはない」５７歳の誓い

国立競技場でアトレチコ鈴鹿への期限付き移籍発表会見をした三浦知良（カメラ・今成　良輔）

　元日本代表ＦＷ三浦知良（５７）が２５日、横浜ＦＣよりＪＦＬのアトレチコ鈴鹿に期限付き移籍を発表し、国立競技場で会見を開いた。期限付き移籍期間は２０２５年１月３１日まで。鈴鹿からの熱烈なオファーを受け、２２年以来１年半ぶり、２度目の加入を決めた理由について、以下のように説明した。

　「決断はそんなに簡単なものではなく、やる以上は１００パーセント、グラウンドで情熱を燃やし、疲労は常に蓄積されていきますけど、頭の中はリフレッシュされた状態で、毎日（ピッチに）立てるのか。そういうことをしっかりと考えなきゃいけない年になっています。それを自分に問いかけ、でも今の状況で辞める（引退する）選択は僕の中ではないんで。どこでどうやってこの情熱を出すか、表現できるかを考え、鈴鹿を選択しました。どこまで自分が活躍できるか、みなさんの期待しているゴールを挙げられるかわかりませんけど、そこに向かって全力でやっていきたい。ピッチ内もピッチ外も、若い選手にエネルギーをもらいながら、若い選手と成長しながら進んで行ければ」