【巨人】阿部監督の勝負手！ ８番・門脇が送りバント→９番の「二刀流」山崎伊織が勝ち越し打

７回１死二塁、山崎伊織が右中間適時二塁打（森敬斗）（カメラ・相川　和寛）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　ＤｅＮＡ―巨人（２５日・ハードオフ新潟）

　同点で迎えた７回、“二刀流”の先発・山崎伊織投手が自らのバットで勝ち越し点を奪った。

　岸田行倫捕手が左前打で先頭で出塁。ここで阿部慎之助監督は、投手の前に門脇誠内野手にバントで送らせ１死二塁とする作戦をとった。それにこたえ、右投げ左打ちでバッティングにも定評のある“二刀流”の山崎伊は右中間を破る二塁打。二塁から岸田が生還し、山崎伊は二塁ベースでベンチに向かって両手を突き上げた。

　これで山崎伊織は今季得点圏で１０打数４安打の打率４割。阿部監督の期待に応え、バットでも勝負強さを見せた。