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名古屋場所で新十両の嘉陽が締め込み姿を“お披露目”「かっこいい」 所属の中村部屋は東京での稽古を打ち上げ

スポーツ報知 / 2024年6月25日 17時20分

新十両の名古屋場所で着用予定の締め込み姿ですり足をする嘉陽

 大相撲名古屋場所(7月14日初日・ドルフィンズアリーナ)を新十両で迎える嘉陽(かよう、中村)が、このほど締め込み姿を“お披露目”した。東京・墨田区の部屋での稽古では体になじませるため、師匠の中村親方(元関脇・嘉風)と相談の上で決めたという、明るめのえんじ色の締め込み姿で汗を流した。

 嘉陽は「師匠から『似合うんじゃないか』と言われたので、決めました。かっこいいですね。関取になったんだな、と。愛着がわいてきました」と感慨深げに話した。「準備が整ってきたので、あとはやるだけです。まずは勝ち越しを目指して。そこから一番一番ですね」と名古屋の土俵を見据えた。

 中村部屋は今月1日に二所ノ関部屋から独立。引っ越しなどがあったため、本格的な稽古は17日から始まった。東京での稽古は週明けで打ち上げられ、名古屋場所に向け当地入りするための準備が随時、進められていく。中村親方は「稽古の2部制」プランや、四つに組んだ状態から相撲を取る独特の稽古を行うなど、様々な試みを行っている。同親方は「トレーニングの日がちゃんとできなかったので、名古屋から戻ってきたら本格的にやっていきたいですね」と意欲的に話した。

 幕内・友風(中村)は約1週間の稽古を「きつかったですね」と振り返り、新たな部屋で迎える名古屋場所に向け「みんなで勝ち越したいですね」と気合を入れていた。

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