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8月に80歳の杉良太郎、気持ちは「30歳」 「危険なのは『自分は歳だから』という思い込み」

スポーツ報知 / 2024年6月26日 5時0分

大分県の高齢者ダンスチームと交流した杉良太郎(カメラ・加茂 伸太郎)

 歌手で俳優の杉良太郎(79)が25日、宮崎・都城市内で行われた厚生労働省「知って、肝炎プロジェクト」「健康一番プロジェクト」のダンスと健康・特別プログラムに参加し、大分県の高齢者ダンスチーム「JBRevolution大分」と交流した。

 平均年齢71歳のダンスパフォーマンスに、杉は熱い視線を送った。チーム最高齢の75歳女性の「もっとうまくなりたい。世界に出たいという、とんでもない野望を抱きました。心が健康であれば、おのずと体も元気になる」という言葉には、大きくうなずいた。そこには同省の健康行政特別参与として目指す姿があった。

 杉は講演で「これから100歳まで現役で働く時代が来る。科学がそれだけ進歩している。一番危険なのは『自分は歳(とし)だから…』という思い込み。それが足が痛い、腰が痛いにつながっていくから」と話し、心の健康の重要性を力説。「一定の年齢になった時、ただ歳を重ねていくだけの人生ではつまらない。どれだけ元気で、健康で、好きなことをやっていくのかが一番大切」と話した。

 会場の端で、参加者と共に「健康一番プロジェクト」サポーターのMaasa(36)の「マカレナ」ダンスチャレンジを体験。8月に80歳になるが「80歳と言われてもピンと来ないな」とサラリ。「何歳ぐらいと思って生きているの?と聞かれるけど、30歳ぐらい。なるべく気持ちを大事にしている」と冗談を交えて笑った。福祉に携わる活動は60年以上。「一生一方通行で(いい)。見返りを求めない精神でやってきているから」。これからも人のために尽くすことをやめない。(加茂 伸太郎)

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