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中畑清の代名詞「絶好調」はコーチの注意がきっかけ 好打に好守、85年には日本プロ野球選手会初代会長に

スポーツ報知 / 2024年6月26日 6時5分

 創立90周年を迎えた巨人。巨人での出場試合が多い野手、投手を中心に記録にも記憶にも残る歴代の「偉人」を紹介します。第49回は中畑清。

* * *

 絶好調男といえば、中畑清をおいて他はない。

 1954年1月6日、福島県生まれ。安積商から駒大を経て、75年ドラフト3位で巨人に入団。78年の日米野球で本塁打を放ったことで頭角を現し、79年、三塁・高田繁のけがもあり、レギュラーの座を得た。

 ある時、長嶋茂雄監督から「調子はどうだ?」と問われ、「まあまあです」と答えたのを、土井正三コーチに注意された。「そんなときは多少、調子が悪くても絶好調です、と言わなきゃダメだ」。それ以降、いつ、何を聞かれても「絶好調!」。これが代名詞となった。

 伊東キャンプを経て80年には初めて規定打席に到達、22本塁打を放った。81年には第45代4番打者も務め、打率も・322とブレイク、84年は自身最多の31本塁打をマークした。一塁の守備では82年から7年連続ゴールデン・グラブ賞を獲得している。

 また85年には、労働組合日本プロ野球選手会の初代会長に就任。現役引退となる89年10月29日、日本シリーズの最終第7戦(藤井寺)では、本塁打を放ち有終の美を飾った。

 93、94年の巨人打撃コーチを経て、2012~15年はDeNA監督。現在は巨人のOB会会長。

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