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「ドキドキしてやってます」本職捕手も2戦連続一塁起用の5番打者が先制二塁打 昨季は16発

スポーツ報知 / 2024年6月26日 5時15分

4回1死一塁、大城卓が右越えに先制の適時二塁打を放つ(カメラ・堺 恒志)

◆JERA セ・リーグ DeNA2―3巨人(25日・ハードオフ新潟)

 心地良い感触が全身を貫いた。大城卓が確かな復調を告げる快音を響かせた。両チーム無得点の4回1死一塁。1ボールから浜口の真ん中高めの137キロスライダーに反応した。白球は逆風を切り裂き、右翼手の頭上を越えていく。先制の適時二塁打だ。「久しぶりに捉えた感覚があったので良かったです」。二塁に到達するとベンチに向かって笑顔をはじけさせた。

 今季は開幕からバットが湿り、5月には2軍生活を経験。それでもファームで己を見つめ直して、はい上がってきた。23日のヤクルト戦(東京D)で990日ぶりに一塁でスタメン出場して1安打。この日も2試合連続で「5番・一塁」で起用され、2安打1打点と存在感を発揮した。「(一塁の守備は)ドキドキしてやってます。チームに貢献できるように頑張りたい」。昨季16本塁打の背番号24が本来の姿を取り戻してきた。(宮内 孝太)

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