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【大学野球】駒大が1部残留に王手 エース・高井駿丞が逆算の準備で好投「心の整理の仕方がわかってきた」

スポーツ報知 / 2024年6月25日 21時30分

6回1失点の好投を見せた駒大・高井駿丞(カメラ・大中 彩未)

◆東都大学野球1、2部入れ替え戦第1日▽駒大5―1東農大(25日・神宮)

 1部6位の駒大が2部1位の東農大に先勝し、1部残留へ王手をかけた。駒大先発のエース・高井駿丞(4年=広島商)が6回2安打1失点(自責0)と好投し、勝利に大きく貢献した。

 左腕にとって2年の秋、3年の春秋に続き4度目の経験となった入れ替え戦。登板も7度目となり、「学年が浅い時は緊張して怖さを持っていたけど、重ねるごとにちょっとした余裕というか、自分の心の整理の仕方がわかってきた」と落ち着いて臨んだ。

 5回まで無失点で迎えた6回。味方のエラーで先頭の出塁を許すと、続く打者に左翼線への二塁打を打たれ無死二、三塁のピンチを招く。「割り切って、1点は仕方ないと。後続はちゃんと切ろうって切り替えて」と遊ゴロの間の1点で切り抜け、マウンドでのポーカーフェースを崩して柔和な笑顔を見せた。

 駒大の今春のリーグ最終戦に先発し、3回6安打4四死球2失点で負け投手となってから約1か月。この試合に向け逆算して準備を進めてきた。「技術的なことももちろん。暑くなるので意識的に練習量を増やして、暑くてもちゃんと集中できる環境と自信を持って臨めるように」と、ネットスローなどの基礎練習を中心に取り組んだことが実を結んだ。

 試合後、「(今日は)本意ではない逆球が多く、あまり調子は良くなかった」と後悔を口にした左腕。2回戦に向け「しっかり修正して、まだ1勝しかしていないので、次につなげられたら」と静かに闘志を燃やした。

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