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【大学野球】駒大のルーキー永野陽大が残留王手のダメ押し2ラン 小学生から続けた父との特訓が実結んだ

スポーツ報知 / 2024年6月25日 21時43分

先発し6回無失点の駒大・高井駿丞(左)と7回に2ランを放った永野陽大(カメラ・大中 彩未)

◆東都大学野球1、2部入れ替え戦▽第1日 駒大5―1東農大(25日・神宮)

 駒大(1部6位)が東農大(2部1位)に先勝し、残留に王手をかけた。2点リードで迎えた7回、永野陽大(ひろ)二塁手(1年=日大三島)が2ランを放ち試合を決定づけた。

 インコースに投じられた真っすぐを芯で捉えると、打球はレフトスタンドに吸い込まれた。感情を表に出さず、淡々とベースを1周した。「打った瞬間いったかなと。思ったより良い打球がいってくれた」と大きな一発を振り返った。

 2点リードの7回2死一塁で回ってきた第4打席。同じく1年の知花慎之助(沖縄尚学)に「真っすぐだけ張っとけ」と言われ、的を絞った。香田誉士史監督も「真っすぐいけって僕自身も心の中で思っていた。ツーアウトだったし思い切っていっちゃいなよって。さすがの心臓で振り抜いてくれた。投手陣とかみんなに勇気を与えましたね」と大絶賛だ。

 父・勝英さんの教えが実を結んだ。「お父さんから、センターから右方向にとずっと言われてきた。それを意識しながらインコースにきたボールは思いっきり引っ張るという練習をずっとしていた」。小学生の頃から二人三脚で練習を積んだ。「ほぼ毎日、1時間半くらい。素振りだったりノックだったり、基礎的なことをずっと一緒に」。高校では寮生活となったが実家に帰った際には変わらず継続。「試合中は来た球を逆らわずに打とうと思っているので。それがよかったかな」。父と培ったものを、大事な試合で発揮できた。

 明日(26日)の試合に勝てば1部残留が決まる。頼もしいルーキーが、再び打って勝利に貢献する。(臼井 恭香)

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