西武・松原聖弥「扱い方はスミさんが知っているので」巨人時代先輩と絶妙かけあい 渡辺監督代行「もう一回、輝いている姿を」

入団会見で渡辺ＧＭ兼監督代行（右）とポーズをとる松原（カメラ・小泉　洋樹）

　巨人から西武にトレード加入した松原聖弥外野手（２９）が２５日、本拠のベルーナＤで入団会見に臨んだ。背番号は３５に決まり「ジャイアンツで活躍した年なんて２年もないくらい。ここ２、３年はくすぶっていました。野球を始めた頃から１番を任されたことが多かったので、そこを目指して頑張りたい」と新天地での１番奪取を誓った。

　練習前にはチームメートにあいさつ。巨人時代に同僚だった炭谷の方を向いて「僕の扱い方はスミさんが知っているので」と振ると「聖弥はいい子ですが、ちょっと抜けています。そこを加味してお付き合いを願います」と先輩のナイスフォローで迎えられた。

　渡辺ＧＭ兼監督代行は「チャンスは多いと思うのでしっかりつかんでほしい。本人とは『もう一回、輝いている姿を見たい』という話をした」と期待。コンディションがととのったと判断したら、出場選手登録する方針だ。（阿見　俊輔）