「もう完璧だったし、地方では負けないみたいなのがある」投打に活躍の巨人２５歳右腕を阿部監督絶賛

阿部監督（右）とタッチを交わす山崎伊織（カメラ・相川　和寛）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　ＤｅＮＡ２―３巨人（２５日・ハードオフ新潟）

　巨人がＤｅＮＡに競り勝って２連勝。貯金を再び１とした。先発の山崎伊織投手（２５）が投げては８回２安打１失点、同点の７回には自ら決勝二塁打を放つ二刀流の活躍でチームトップタイの６勝目を手にした。打線は４回に大城卓の適時二塁打で先制し、１点リードの９回には長野久義外野手（３９）が通算１５００安打の節目となる中前適時打。伝説の天覧試合からちょうど６５年たった日に大きな勝利を手にし、チームは２位タイに浮上した。

　◆阿部監督に聞く

　―山崎伊が投打で活躍。

　「もう完璧だったし、地方では負けないみたいなのがあるのでね。継続できて良かったです」

　―大城卓も２試合連続で結果を出した。

　「守備は目をつぶってるので。その分、打って貢献してくれている。この形での起用がちょっと続くと思いますけど、打つ方で何とか貢献してもらいたいなと思います」

　―現役で一緒にプレーした長野が１５００安打。阿部監督から見た長野の印象。

　「ベテランになっても声を出したりしているし、やっぱり頼りになるなと思って見てますよ」