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大谷翔平、24号先頭打者弾&決勝適時打の大暴れ 3冠王また前進「打つ球を打ててる」「特別なことはしてない」

スポーツ報知 / 2024年6月26日 12時21分

試合後に取材対応する大谷(カメラ・安藤 宏太)

◆米大リーグ ホワイトソックス3―4ドジャース(25日、米イリノイ州シカゴ=ギャランティードレートフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が25日(日本時間26日)、レギュラーシーズン162試合のちょうど半分となる81試合目の敵地・ホワイトソックス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、初回先頭の第1打席に、今季2本目の先頭打者本塁打となる24号先制ソロを放つなど、4打数2安打2打点の活躍でチームの3連勝に貢献した。9試合連続打点は、ドジャースの最長記録に1955年以来69年ぶりに並んだ。打率は3割2分でこの時点でリーグトップを守り、60打点はリーグトップに4差となった。

 プレーボール直後の初回表先頭の第1打席。今季2発目の先頭打者本塁打となる24号先制ソロを放った。カウント2―2からの5球目。外角の72・9マイル(約117・3キロ)カーブを捉えると、右翼手が目いっぱい手を伸ばしてグラブにかすりながら、フェンスを越えていった。半信半疑だった大谷は一塁ベースを踏み忘れたと勘違いしたのか、二塁ベースに近づいたところで一度一塁ベースまで戻って踏み直す珍しいシーンも見られた。打球速度はメジャー通算195発の中で最も遅い93・8マイル(約151・0キロ)で、飛距離は376フィート(約115メートル)だった。

 さらに3―3の4回2死一、三塁では決勝の右前適時打。勝負を決める一打を放った。試合後の現地放送のインタビューは以下の通り。

 ―6月はメジャー最多の本塁打。

 「打つ球をしっかりまず打ててるので、それが一番いいかなと思いますし、ボール球をしっかりまず見送れているっていうのが一番いいところかなと思います」

 ―先頭打者アーチ。

 「特に特別なことはしてないですけど、本当に自分のしっかりとしたアットバットを繰り返すことでチームにもとってもいい結果が生まれるんじゃないかなと思います」

 ―昨日と今日と救援陣が活躍。

 「本当にブルペン陣に関しては最初から今までずっと素晴らしい仕事をしていると思うので、1点でも多く取って楽に投げさせてあげたいなと、打撃陣はそう思ってるんじゃないかなと思います」

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