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世界少年野球が5年ぶり開催 王貞治理事長「大谷君が頑張って野球人気が復活…もっと盛んになるように」

スポーツ報知 / 2024年6月26日 13時34分

世界少年野球大会の会見に出席した世界少年野球推進財団の王貞治理事長(中央、左から日本野球連盟・清野智会長、服部誠太郎・福岡県知事、一人おいてNPB・井原敦事務局長)

 7、8月に福岡県で開催される第30回世界少年野球大会の詳細が26日、都内で発表された。新型コロナウイルスの影響などもあり、19年以来5年ぶりの開催。世界少年野球推進財団の王貞治理事長(ソフトバンク球団会長)は「今回5年ぶりに開催することになり、胸を大きく膨らませている。私も30年福岡に住んでいるので地元開催ということで特に力が入っている。(ドジャースの)大谷君が頑張って野球の人気が復活してきている。もっと盛んになるように頑張っていきたい」と抱負を語った。

 大会は7月28日から8月5日まで、福岡県内で14か国・地域が参加し、交流試合や野球教室などが実施される。過去の海外の参加者には、のちにWBCに出場した選手もいるという。王理事長は「これがきっかけで野球を続けてくれた子供がその国の代表になって、WBCに参加してくれるって、こんなうれしいことはない。もっともっと、どの国からもWBCに参加する子供が出てきてくれるようになってもらいたい」と期待した。

 同大会は1990年、王氏と、メジャー通算755本塁打を記録したハンク・アーロン氏が「世界の子供たちに、野球を通じて友情と親善を広げたい」との趣旨でスタートした。アーロン氏は21年に86歳で死去。亡き夫に代わってビリー夫人が会見にメッセージを寄せ「子供たちの笑顔と情熱は本当に感動的。この夏、野球を通じてたくさんの友達をつくってください」と参加者に呼びかけた。

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