嵐・櫻井翔、政治家役に初挑戦…未来の総理候補 政務秘書官役・玉山鉄二が大絶賛「説得力がハマっている」

ＴＢＳ系連続ドラマ「笑うマトリョーシカ」の制作発表会見に出席したキャスト（カメラ・小泉　洋樹）

　嵐の櫻井翔（４２）が２６日、都内で、ＴＢＳ系の７月期連続ドラマ「笑うマトリョーシカ」（２８日スタート、金曜・後１０時）の制作発表会見に、主演の水川あさみ（４０）、玉山鉄二（４４）らと出席した。政治家役は初挑戦となる。

　スタイリッシュなスーツ姿の櫻井がファンら約５００人の前に登場すると、大歓声が起き、会場は大盛り上がり。「こんなに多くの人の前に立つのは久しぶり。緊張しています」とはにかんだ。

　櫻井は、未来の総理候補・清家一郎役を熱演。自身の父・俊氏は総務省事務次官などを歴任した元官僚だが、櫻井は４３歳の若さで初入閣した厚生労働相を演じる。「（役は）朗らかというイメージ。監督らとディスカッションしながら作っている」と爽やかに語った。「（日テレ系ドラマ『新空港占拠』では）三郎という役をやっていまして、数か月たって一郎になって、縁を感じています。嵐のＭＶでは二郎もやった」と話すと、ファンから拍手が起こった。

　櫻井を支える政務秘書官役の玉山は共演が本当にうれしかったようで「会話ができる優越感に浸ってます。『今日は“翔さん”って２回くらい呼べたぞ』とこっそり思ったりした」と告白。政治家・櫻井について「誠実さがあふれ出ていて、政治家としての説得力がぴたっとハマっている」と大絶賛していた。

　新聞記者役の水川は櫻井と玉山の関係性に違和感を覚え、２人を取り巻く闇に迫る役どころ。櫻井を“翔くん”と呼んでいた水川は「心から尊敬できる２人」と信頼を口にし「ふざけたり、どうでもいい話をしたりするけど、そこからシリアスなシーンに持っていける関係性を築けている」と充実した表情を浮かべた。（坂口　愛澄）

　◆原作者・早見氏、１話ゲスト出演　〇…会見には原作者の早見和真氏（４６）がサプライズで登場し、第１話にゲスト出演していることを明かした。「セリフもあります。マージャン卓で『ポン』と言ってます！」とうれしそうに語った。スポーツ報知の競馬予想に何度も登場している早見氏は、ドラマについて「水川さんの役は小説ではストーリーテラー的な存在。モンスター２人（櫻井と玉山）にどう挑んでいくのか楽しみ」と期待した。