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森保JAPAN、カギ握るのは「中東の強豪」と「北朝鮮」 最終予選組分けは「天国」か「地獄」か

スポーツ報知 / 2024年6月27日 5時0分

森保一監督

 26年北中米W杯のアジア最終予選組分け抽選が27日、マレーシア・クアラルンプールで行われる。18チームが3組に分かれ、上位2チームがW杯出場権獲得、3、4位がプレーオフ(PO)に回る。今大会からアジア枠が「4・5」から「8・5」に拡大され“楽観ムード”も漂う中、スポーツ報知独自のシミュレーションで抽選会を展望し、「天国」「地獄」の2パターンを想定した。組分けの3大ポイントは「結局、2位以内」「ポット3の相手」、そして「北朝鮮」だ。

 出場枠が「8・5」に拡大したことで、W杯本大会出場の難易度は大きく下がった。しかし、最終予選での突破確定が「各組上位2チーム」という事実は、これまでと変わらない。

 最終予選では各組1、2位が出場確定。3、4位がPO(25年10月~)に回る仕組み。POまで行くと、W杯前に他大陸との強化試合を行う貴重な機会が失われ、さまざまな面でテスト不足のまま本大会を迎えることになる。W杯優勝を掲げる日本にとっては大きな痛手であり、枠が増えたところで、最終予選では「結局、2位以内」を目指さなければならない。想定される「天国」「地獄」の組分けは以下の通り。

 【天国】日本、オーストラリア、ヨルダン、バーレーン、中国、インドネシア

 【地獄】日本、カタール、サウジアラビア、UAE、パレスチナ、北朝鮮

 抽選のカギを握るのは、ポット3のサウジアラビアだろう。2位以内が出場権獲得となる中、カタールW杯でアルゼンチンを破り、現在はイタリアの名将マンチーニ氏が指揮を執るサウジアラビアが入った組は、必然的に“死の組”となる。

 また、森保ジャパンは1~2月のアジア杯で中東勢に苦戦(3戦2敗)。さらに、2次予選で北朝鮮に散々振り回された(平壌開催予定だったアウェー戦が急遽中止になった)ような、環境面でストレスがかかる状況も避けたいところだ。最終的に、8大会連続で出場権を獲得できる算段は、かなり高い。問題は「突破できるか」ではなく「どう突破するか」。W杯から逆算すればこれまで同様、確実に2位以内に入る必要があると言える。(岡島 智哉)

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