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【大学野球】ダメ押し2ランの古川朋樹はチームで一番の〝練習の虫〟 待望の公式戦初本塁打

スポーツ報知 / 2024年6月26日 21時9分

東農大・和田泰征(左)と古川朋樹(カメラ・臼井 恭香)

◆東都大学野球1、2部入れ替え戦▽第2日 駒大―東農大(26日・神宮)

 東農大が駒大に勝利し、1勝1敗のタイに持ち込んだ。初回、相手捕手の失策により先制。4回には古川朋樹遊撃手(4年=神村学園)の左越え2ランで突き放した。投げては2番手の松村が5回1失点の好投を見せ、勝利投手になった。大事な1戦をものにし、31年ぶりの1部昇格へを望みをつないだ。

 真ん中のカーブを振り抜き、レフトスタンドへ運んだ。いつもは全速力で駆け巡るダイヤモンドを時間をかけて回った。165センチの小さな体は、歓喜に沸くベンチに吸いこまれた。「レフトの頭越えたかなという感じ。まさか入るとは思っていなかったのでよかったです」と笑顔で振り返った。

 2点リードの4回、1死一塁で打席が回ってきた。「長打というよりかは甘く入ってきたボールを一球で仕留めたいと思っていた」と初球から強振。貴重な追加点となり、試合を決定づけた。

 公式戦では初ホームランだが、22日に行われたNTT東日本とのオープン戦で大学初本塁打を放っていた。同期の岩田優世投手(4年=敦賀気比)は「チームで一番練習している」と古川の一面を明かす。「同じ寮に住んでいて。夜ご飯を食べた後にグラウンドに行ったり」。その練習の成果が出たのか、2本も立て続けに一発が出た。古川は「今は積極的に打ちにいけていて、それが結果につながっている」と好調の要因を語った。

 27日の試合に勝てば1993年秋以来の1部復帰となる。「もう1回チャンスをもらえることをすごくうれしく思う。明日勝たないと意味がない。しっかり準備したい」と力強く意気込んだ。

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