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【大学野球】東農大が打ち勝ち31年ぶり1部昇格へ逆王手 「思い切ってやろう」主将の言葉に奮起

スポーツ報知 / 2024年6月26日 21時13分

東農大・和田泰征(左)と古川朋樹

◆東都大学野球1、2部入れ替え戦第2日▽東農大6―2駒大(26日・神宮)

 2部1位の東農大が1部6位の駒大に打ち勝ち、1勝1敗のタイに持ち込んだ。初回2死一、二塁から主将・和田泰征三塁手(4年=習志野)が右前安打を放つと、失策が絡み先制に成功。その後も効果的に得点を重ね、駒大に流れを渡さず逃げ切った。

 チームメートからの信頼を集める主将は普段は周りから「わでぃ~」と呼ばれる陽気な性格。だが、野球になるとその人柄は一変する。同学年の岩田優世投手(ゆうよ、4年=敦賀気比)が「優しくてキャプテンをやるタイプではないけど、野球になると切り替えてみんなに厳しいことを言ってくれる」と話す、常にチームのことを第一に考える主将だ。

 2安打1得点で惨敗を喫した初戦(25日)の試合後、和田はチームメートに「恐れることはない。せっかくのこういう機会なので思い切ってやろう」と語りかけた。「僕たちは下から上に上がるだけ。僕たちは楽しんで野球を始めたんだから楽しさを忘れずに全員でやろうと」。この主将の言葉に打線が奮起。4回には古川朋樹遊撃手(4年=神村学園)が公式戦初本塁打となる2ランを放つなど、16安打6点の猛攻で駒大に雪辱した。

 昨秋入れ替え戦に勝利し、2部昇格を果たしたばかりだが、第3戦に勝利すると、1993年秋以来、31年ぶりの1部昇格が決まる。「1部で試合をしなきゃ意味がない」とチーム一丸となって目指してきた目標達成へあと1勝だ。

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