奥田民生、２３年ぶりにテレ東歌番組に出演「愛のために」を熱唱＆昭和の思い出を語る「携帯はない方がいい」

奥田民生

　歌手の奥田民生が２６日、テレビ東京系の特別企画「テレ東ミュージックフェス２０２４夏」（後５時３０分）で、２３年ぶりに同局の歌番組に出演した。

　同番組は開局６０周年特別企画。Ｊ―ＰＯＰ系のアーティストを中心に、不朽の名曲から最新のヒット曲までを４時間半にわたって届ける。奥田は午後９時過ぎに登場。代表曲「愛のために」を自らギターを弾きながら熱唱。歌い終わると深々とお辞儀をした。

　歌う前にＭＣのお笑いコンビ「南海キャンディーズ」のしずちゃんこと山崎静代から、テレビ東京の番組を視聴するかと問われると、「もうねえ、（テレビ）局を気にしていないんですよ。ついていたらみるけど」とあっさり。

　ただテレビ東京については、「出たよ。モヤさまとか」と同局の人気紀行バラエティー「モヤモヤさまぁーず」（現・モヤモヤさまぁ～ず２）に出演経験があることを明かした。「デビュー当時住んでいた大塚という街に行くというやつ。視（み）るほうじゃなく出るほうですね」と話した。

　また同番組は昭和と令和との比較がテーマ。奥田は昭和の思い出について、「携帯（電話）がないっていうのが一番違うと思うんですよ。いま困るでしょ、携帯なかったら。（昔は）遅刻してもよかったんですよ」と独特な持論を展開。昔はパチンコ屋にいた奥田にメンバーが電話をかけて、呼び出してもらい連絡をとったこともあったと振り返った。「そんなだったんでのんきですよ。（携帯は）ないほうがいいよ」と言い切った。